タイ語Q&A~記号で文を作る?タイ語の暗号文を読んでみよう
先日、タイの人気ドラマ『My Love Mix-Up!』の次のシーンが話題になりました。
という、化学の元素名を並べられ、
どういう意味かと考えるシーン。
一見、何のことだか全くわかりませんが、、
これは、「元素記号に変換して読んでみましょう」という暗号でした。
日本では、元素記号の
Na は「ナトリウム」、
Kは「カルシウム」と読み、
そのままの発音なので分かりやすいのですが、
タイは、英語の元素名で呼びます。
英語名だと、
ナトリウムが「Sodium」
カルシウムが「Potassium」
になるため、
それで、日本の視聴者には、若干分かりにくくなっている、というわけです。
上記の元素名、「Sodium、Radium、Potassium」を元素記号に変換すると、
になります。
そして、この3つの元素記号をつなげて、
Na-Ra-K
ナーラック(かわいい)
と読む、というわけです。
先日、『アナグラム』の回のときにもお話ししましたが、
タイの人は基本的に、こういう言葉遊びが大好きです。
↓
単語内の文字を入れ替える言葉遊びは、
『アナグラム』というのでしたね。
覚えていますか?
そして今回は、「記号をつなげて文にする」という言葉遊び。
3つをつなげると NaRak(かわいい)になる、という言葉遊びですが、
他にも、記号をつなげるタイプで有名なものとしては、こんなのがあります
↓
R ÷ E สาน
↑
これ、何と読むか分かりますか?
答えは、
これは、イサーン料理を専門とする、レストランの看板なのです。
まず、Rは、タイ語の発音では末尾のr音が抜けて、「アー」になります。
そして、÷(割る)はタイ語で、
หาร(ハーン)と読みます。
そして、Eはそのまま「イー」、
สาน は「サーン」
以上をつなげると、
アー・ハーン・イー・サーン
(イサーン料理🍗)
になる、というわけです。
タイではこのように、記号をつなげたり、文字を入れ替えてアナグラムにしたり・・・などの言葉遊びが好まれます。
みなさんも、タイドラマやタイ生活などで、こういった言葉遊びにまた出会うことがあるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
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