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留学生必見!おすすめ奨学金(キーエンス応援給付金についても説明します)
このnoteでは主に留学用の奨学金についてまとめます。タイに留学に行く人だけでなく、留学用の奨学金を探している人にとっても参考になるかなと思います。またキーエンス応援給付金についても説明するので、留学に行かない人もぜひ読んでいってほしいです!
私が受給した奨学金
私は以下の3つの奨学金を合計133万円分いただきました。(83+30+20万円)
1.JASSO奨学金
一番有名な奨学金かなと思います。一定の成績基準と所得基準(親の年収が約1千万以下)を超えていれば希望者は全員受給できるはずです。東大の場合成績係数が2.3以上ならば受給できます。国によって毎月6万から10万円の奨学金と渡航準備費として13万円(所得によっては16万円)が支給されます。ちなみにタイは7万円です。受給するのに面接や作文などはなく、毎月名前とサインを書いたエクセルファイルを提出するだけなので、一番手間のかからない奨学金かなと思います。また月額の合計額を下回る範囲内なら奨学金の併用も可能です。
2. キーエンス応援給付金
これは留学向けの奨学金より、大学生全般向けの給付奨学金です。30万円一括で支給されます。私はありがたいことにこの給付金をいただけることになったので、これを留学用の資金にしました。家計基準などはなく、簡単な書類と800字の作文だけで申請することができます。ただし応募時点において、4年間で大学を卒業できる見込みがあることが条件なので、既に留年してしまった人や、医学部など6年制の学部学科の人は申し込めません。しかし留学をして修業年限が一年伸びる予定の人でも、応募時点で留学をしていなければ申し込めます。詳しくはHPを参照してください。
予備選考と本選考があり、予備選考では基本的な個人情報や通っている大学、昨年度取得した単位数などを聞かれます。予備選考を突破する鍵は単位数だと思われます。私は1年次に主題科目の集中講義を大量に取ることによって70単位習得したのですが、他に応募していた友達はみんな取得単位数が60単位以下くらいで予備選考に落ちていたので、他の人よりも単位数を稼ぎ、勉強の意欲を見せる?ことが予備選考突破につながると思います。(東大生の皆さん主題科目は楽しいのでぜひいっぱい取りましょう)
本選考では800文字以内の作文の提出と在籍証明書や成績証明書などの書類の郵送を行います。作文に関しては私のときは「あなたが思い描く理想の将来像とあなたがそれに向けて今努力していること」というようなテーマでした。背伸びはして大げさなことを書いても見抜かれるなと思ったので、素直に自分の等身大のことを書きました。参考として自分の拙い作文を貼っておきます。また書類に関しては、書類を入れる順番などの指定があったのできちんと指示に従って書類を郵送できるかなども選考の基準の一つになっていると考えられます。ただ選考基準は公表されていないので不明です。
本選考を突破した後は振込口座情報をキーエンスに伝え、7月の後半頃に30万円一括で振り込まれます。
数ある奨学金の中で一番手続きが簡単なうえで、倍率は不明ですが採用人数も2000人と多く、一度にまとまった額のお金をいただけるので、とても素敵な奨学金です。毎年4月頃に応募しているので、留学に関わらずぜひ申し込んでみてください!!
3. 「埼玉発世界行き」奨学金
私は埼玉県民なのでこの奨学金も受給しました。埼玉県民or埼玉県の大学に通っている人なら受給できます。様々なコースがあり、その中から自分にあったコースを選んで応募する感じです。私は地域活躍コースに採択していただきました。基本的に書類と作文で応募でき、奨学金によっては面接もあります。他の奨学金に比べて申し込む人が少ないので、応募資格があるならばぜひ応募してみてください!また留学中は埼玉親善大使に任命され、留学先で埼玉県の良さをアピールするという難題を任されます。私は埼玉銘菓である五家宝を留学生の友達に布教しました。意外とみんな美味しいって言ってくれて、特にシンガポール人の友達が五家宝にハマっていました笑
応募したけど落ちた奨学金
業務スーパー奨学金
業務スーパーの財団が提供している奨学金です。だいぶ太っ腹でこれが受給できれば他の奨学金は全くいらないくらいなので、絶対申し込むべきです。大学を通して申し込むことになると思います。1次選考は留学の意気込み、計画、自己アピールなどの書類で、二次選考は面接です。書類の作成は結構面倒でしたが、それに見合う価値はあると思うので、ぜひ申し込むことをおすすめします。12月末くらいが大学での締め切りだったのですが、12月中旬に留学が決定し、そこから慌てて書類をつくったため、あまり推敲することができず、私は書類落ちしました。そのため早めに書類作成に取り掛かることをお勧めします。これを読んでいる皆さんが業務スーパー奨学金を受給できることを祈ってます!
その他応募すればよかったもの
1. トビタテ
文部科学省が提供している大規模な奨学金です。これも絶対申し込むべきです。大学の授業だけでなく、課外活動が必須です。私は特に課外活動が思いつかなかったので申し込みませんでしたが、結局留学先でボランティアなどの色々な課外活動を行っているので申し込めばよかったなと反省しています。ちゃんと事前に情報収集しておくべきでした。詳細が決定していなくてもいいはずなのでとりあえず、activoとかでボランティアを調べて、その内容を記載してもいいのではないでしょうか、、、他に詳しく解説している人がいるはずなので詳しくはそちらを参照してください。
2. 佐藤陽奨学金
東南アジアに留学する人向けの奨学金です。月額 :100,000円(留学先がシンガポールの場合は月額180,000円)渡航費:250,000 円、一時金:150,000 円、保険料:実費(ただし、上限額150,000円)とこれまた太っ腹な奨学金なので東南アジアに留学する人は申し込むべきです。ただし締め切りが12月の中旬と早かったので、大学から留学の内定をもらったころには募集が終了しており、申し込むことができませんでした。
この他にも、留学する国や住んでいる自治体、通っている大学によって様々な奨学金が存在すると思います!また留学先の政府が提供する奨学金もあるのでぜひ調べてみてください。文部科学省が提供しているこの奨学金検索のサイトが有用だと思います!夏に締め切られてしまう奨学金などもあるので奨学金探しは、留学が決定する前から早めに行動することをおすすめします。後悔しないように、、、