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スイススーパーリーグ2022-2023 ヤングボーイズ対FCルツェルン観戦記


まえがき

どうも、きーきあっです。
先日スイスへ旅行してきまして。

といっても、スイスへ行くと決めたのは僕ではなく、妻と妻の友人。
そして旅程どころか泊まるホテルの名前も分からないという状態で出発しました。
これはまあいつものことですし、妻や今回同行する妻の友人は旅行業を営んでいるので、その道のプロに任せた方が良いと思うので全然いいんですけど。

ただ、スイス旅行で唯一僕がお願いしたのは、1日だけサッカーを観に行かせてくれということでした。
せっかくヨーロッパへ旅行するなら、やっぱりサッカーは観たいですし、ましてやスイスのサッカーを観る機会なんてなかなかないと思いましたので、これだけは譲れませんでした。

幸い、そちらについては快諾してもらい、そこで初めてこのスイス旅行が楽しみになってきたのでした。←ダメでしょ

ちなみに僕の欧州サッカー観戦歴を振り返りますと、過去にスペイン(レアルマドリード、バルセロナ、バレンシア、そしてマジョルカ島でのスペイン代表対ポルトガル体表戦)、ドイツ(バイエルン・ミュンヘン)、イタリア(ACミラン)で観戦した経験があります。

そして実は4年ほど前に妻とオランダ&ベルギー旅行に行ったのですが、そこでもオランダでアヤックスの試合を観る予定だったんです。

チケットも事前に手配したのですが、アヤックスが欧州CLの決勝トーナメントに勝ち進んだ関係で試合日が1日早まり、それに気づかず観られなかったという痛恨の大ミスをしたんです。

その時のショックといったら・・・。多分タイに住んでからの10年の間で一番凹んだと言っても過言ではないくらいです。

それ以来の欧州サッカー観戦ですから、これはもう楽しみで仕方ありませんでした。

前回の反省を踏まえ、僕達がスイスに行く時の試合日程をチェックし、チケットを購入し、そしてスイスに行ってからも試合日の変更がないかを入念にチェックしました。

そして今回は晴れて、スイスリーグの試合を観ることができたわけです。
しかもリーグ優勝の瞬間に立ち会えるという、非常にラッキーな経験もしました。

というわけで、スイスリーグ観戦記をご覧くださいませ!

スタジアムへ行く前に・・・

スイスに到着後、僕達はベルンという街に2泊しました。
観戦するのもベルンの試合だったのですが、試合の当日はそのベルンからインターラーケンという街に移動するというスケジュールでした。

そのため、妻と妻の友人は当日の朝に移動し、僕だけベルンに残ることとなりました。
今回の旅は、僕と妻、妻の友人カップル、そしてその友人の友人という5人で行ってきたのですが、この日だけは1人行動。
そう、自由の身です!←言い方

僕以外は旅行業に従事しており、言わば旅のプロ。
旅行中は航空券やホテルの手配から、スケジュール決めなど全て彼女たちにやってもらっていたのでめちゃくちゃ楽でしたが、1人旅が好きな僕としては、この1人で動ける時間がとても楽しみでした。

妻たちと別れたのが朝の9時。試合が始まるのは16時半なのでまだ7時間半くらいあります。

ベルン市街を散策したり、ベルンの美術館とか大聖堂とか、まだ観光していないところを周ろうかとも考えたのですが、他にもっと行きたい場所があったことに気づきました。

ということでベルン駅から鉄道に乗ること約1時間。着いたのはバーゼル駅です。

こちらがバーゼル駅です。

バーゼル駅からトラムに乗って、本来は20分ほどで着くはずなのですが、方向音痴ぶりを見事に発揮し、間違った方向のトラムに乗りそこから歩くこと20分。

着いたのがこちらです。って見ただけでは何か分からないかもしれませんが、実はサッカースタジアムなんです。

FCバーゼルのホームスタジアム、【ザンクト・ヤコブ・パルク】です。
実は今回のスイス旅行の際に、観たかった試合がFCバーゼルとBSCヤングボーイズだったんです。

試合日程を確認したところ、FCバーゼルはアウェーでの試合だったこともあり、ヤングボーイズの試合を観ることになったのですが、せっかくならスタジアムだけでも見ておきたいということで、電車に乗ってやってきたわけです。

これだけだとサッカースタジアムには見えないですよね

なんとこちらのスタジアムは、ショッピングモールやフィットネスクラブが併設されている複合施設なんです。

ですので外観はとてもサッカースタジアムには見えません。

驚くのはそれだけじゃないんです。
なんとこちらのスタジアム、高齢者用の集合施設まで併設されているんです。
ここに住めばサッカー観戦もできるそうで、僕も歳を取ったらこういうところに住みたいです。

こちらがスタジアムの入口の一角。

こちらがファンショップ。この日は試合がなく且つ日曜日のため営業していませんでした。
グッズくらいは買っていきたいと思っていたので、これはちょっと残念でした。

試合は観れないしグッズも買えなかったけど、スタジアムに来れただけでも満足でした。
やっぱり美術館とか観光スポットよりもスタジアムの方がテンションが上がるだなと思いつつ、ベルンへ戻ることにしました。

改めてスタジアムへGO!

さて、今度は実際にサッカー観戦をするためにスタジアムへと向かいます。
バーゼル駅から再度ベルン駅まで行き、ベルン駅からローカル線に乗り換えます。

こちらの列車に乗り込みベルンを目指します。

バーゼルのご当地ビール

ベルン駅に着いたら今度はローカル線に乗り換えます。
ベルン駅から1つ目の「Bern Wankdorf」駅が目的地です。

こちらの列車に乗ります
車内はこんな感じ。
Bern Wankdorf駅です

駅から歩くこと3~4分、ヤングボーイズのホームスタジアム【シュタディオン・ヴァンクドルフ】に着きました。

実はこちらのスタジアムもショッピングモールが併設されているんです。

スタジアムの外れにチケット売り場がありますが、この日はホームのヤングボーイズが勝てばリーグ優勝が決まるという試合だったため、チケットは完売していました。

見てのとおり完売です

僕はというと、事前にチケットを購入していました。
こちらがチケットです。
値段はバックスタンドで10,000円くらいでした。
改めて日本円で計算しなおしたら、意外と高かったんだな。

チケットはヤングボーイズの公式サイトから購入できます。
英語表記もありますし、それほど難しくないです。
またチケットはモバイルとプリントアウトから選べます。

こちらがヤングボーイズの公式サイトです。

さて、スタジアムに着いてやることといえば、まずはグッズ購入。
こちらがファンショップです。

入口はショッピングモールの中にあります

店内はそれほど広くないのですが、たくさんのグッズが並んでいます。

今考えるとTシャツを買えばよかった
ボールペンやマウスパッド、日焼け止めクリームなんかもありました

一番欲しかったのはマフラーだったのですが、そのマフラーもいくつか種類があり、その中で選んだのがこちらです。

黄色と黒でかっこいいですよね。これなら甲子園で巻いていても違和感なさそう。
ちなみに値段は30スイスフラン。4,500円くらいです。
その他にもボールペンやマウスパッドなども購入しました。
本当はショットグラスも買おうとしたのですが、スタジアムの中には持ち込めないと店員さんが教えてくれたので断念。

グッズも手に入れたところで、次はやっぱりスタグルです。

スタジアムの前にはこのようなフードトラックや屋台が出ています。
もちろんビールも売ってますよ。

僕が気になったのはこちらの屋台。
生ビールとホットドッグ、ソーセージを売っていました。

ということでホットドッグを購入。

ピクルスとザワークラウトは取り放題でした

そして生ビール。ホットドッグとあわせて12スイスフラン(約1,800円)くらいでした。

マフラーを巻いてホットドッグを食べビールを飲んでいると、なんだか僕もサポーターの一員になれた気がします。

いざ、観戦!

ビールも飲んでお腹も膨れたところで、いよいよスタジアムの中へと入ります。
入場ゲートを探している途中で遭遇したヤングボーイズのチームバス。
かっこいいです。

こちらは対戦相手のFCルツェルンのチームバス。

今回はバックスタンド側のチケットを購入したので、こちらが入口になります。

こちらが入場口です。チケットのバーコードをかざして中に入ります。
また、持ち物検査もあります。

また入場時はマッチデイプログラムが貰えます。

こういうの地味に嬉しい

中にはハンバーガーやソーセージなんかを扱う売店がたくさんあり、結構スタグルは充実していました。

また、スタジアムの中にも小さいながらファンショップがありました。

それではスタジアムの中に入ってみることにします。
初めて訪れるスタジアムは毎回この瞬間が楽しみでドキドキします。

席からの眺め。今回はバックスタンドの上段の席を選びました。
とても観やすかったです。

こちらはバックスタンドから見て左側のゴール裏。
ウルトラス的なサポーターが陣取るのがこのエリアです。

こちらは反対側のゴール裏。上段の右側がアウェーサポーターの席となります。

席を確認した後、せっかくなのでスタグルをもう少し楽しもうと訪れたのがこちら。

買ったのはYBバーガーというハンバーガー。
10スイスフラン(約1,500円)もした割には正直期待したほどの美味しさではなかったです。
さっきのホットドッグの方が断然美味しかったです。

ハンバーガーはイマイチでもビールが美味しかったのでオールOK。
スタジアムの中で飲むビールは格別です。

ビールを飲んでいるうちに、キックオフ時間が近づいてきます。
ゴール裏も盛り上がってきて、コレオを出し始めました。
コレオ大好きな僕のテンションも上がってきます。

選手入場の際にはこのようにマフラーを掲げます。

僕が座っているバックスタンドでもこの通り。もちろん僕もこの後マフラーを掲げましたよ。

一方FCルツェルンのサポーターも、数は少ないながら大きな声援を送ってました。
ちなみにFCルツェルンもここまでリーグ3位と健闘しています。

ヤングボーイズのサポーターはというと、とにかく熱い!
声量も凄いし、発煙筒もガンガン炊くし、なんかヨーロッパのサッカーを観に来たなって気分になります。

さて、試合はというと、引き分け以上でヤングボーイズのリーグ優勝が決まるという中、ゴールを次々と決め結局5-1で勝利。
そしてリーグ優勝をつかみ取りました。

ヤングボーイズは一昨年までリーグ4連覇を果たすなど、スイスリーグでも有数の強豪クラブですが、昨シーズンは3位。
2シーズンぶりの優勝ということで、選手もサポーターも大喜びでした。

優勝を喜ぶ選手
スイスリーグのチャンピオン的な意味かな
もはや火事

試合の感想なぞ・・・。

チケットを購入したの1か月ほど前だったので、その時には当然ながらリーグ優勝が観られると思ってなかったわけですから、リーグ優勝の瞬間に立ち会えたのはすごくラッキーだったなあと思います。

初めて見るスイスリーグですが、この試合を観た限りで誤解を恐れずにいえば、この日優勝を決めたヤングボーイズ相手でも、Jリーグの強豪(川崎とかマリノスとか)チームは互角に戦えるのではないかと。

いや、ヤングボーイズもいいチームでしたし、この日のゴールはどれも素晴らしかったです。
スイスリーグのレベルがどうこうではなく、単純にJリーグのレベルが上がったんじゃないかなっていうのを改めて実感したというか。

ただ、スタジアムだったりサポーターだったり、そういったものはやっぱりヨーロッパは凄いなあと。
これはリーグとかクラブの歴史が違うのでどうしようもないことなんですけど、やっぱり日常というか文化になっているんですよね。

別にヨーロッパのサッカーが全部正しいとか、日本(タイもですけど)がダメだとかそういうことではなく、やっぱりすごいなあと。素晴らしいなあと。

そしてそんなスイスリーグの雰囲気を味わえたことにとても満足しましたし、行って良かったなあと改めて思いました。

でもやっぱり僕が一番好きなのはタールア(ポートFC)でありFC東京なので、早くタイに戻ってタールアの試合が観たいなとも思いました。

ということで、バンコクに戻った週末にはタールアのホーム最終戦が待ってます。
この試合に勝てば3位で終われるので、何としても勝ってほしいです。

以上、欧州サッカーもタイリーグも好きなきーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!



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