家庭菜園は私の稼ぎ、(´∀`)。私の収入は野菜を作って支出を減らすことだから。
外に働きに出てオーガニック野菜を買うのではなく、自分で作るという稼ぎを選んで3年。
一年目は大家さんと一緒にやらせてもらったからたべれたけど。
2年目は葉ものばかりをどうにか。
そして三年目。
がむしゃらにやってようやく収穫できるようになってきた。。
今年は初めてナスの収穫に成功。
きゅうりも去年よりはすこしおおく、冬用の塩漬け分ができた。
ごぼうさんは日照りに勝てず育てなかった。こんなに美味しいごぼうさん食べたのはここで初めてで、毎年楽しみにしてたのにな。
そんな今日しみじみと気づいた。
娘のリクエストでカレーになったのだけど。。
にんにく、生姜、小さなさなちいさな玉ねぎ、ピーマン、ズッキーニ。
ひよこ豆だけは買ったものだけど。
スパイスまで自給し始めてた。。
カレーの三種の神器、クミン、ターメリック、コリアンダー。
クミンだけはここでは取れないけど、コリアンダーをきらしてああ、畑に取りにいけばいいじゃんってはっとして。
ニンマリ。
ターメリックも11月になったら収穫できる。
ほぼ畑でまかなえるカレー。
一昨日のガパオライスもそう。
お肉以外は、自給成功。
がむしゃらにやってきた3年。
正直、まだ化成肥料にお世話になることもある。
けれども。。
スーパーに下ろすお野菜ってどれくらい薬をかけてるのかなあって農家さんに聞いてみたら「うーん、俺らは有機でやってるから詳しくは知らないけど、みんな自分とこで病気でも出したら周りに移すかもしれないって予防しながらやってるし、(早いうちに薬で止めるのかな、って想像したけど、どうだろ。)、少しでも虫がいたら怒られるからねえ。。」と。
元農家さんだった人がよく話してくれたことがある。
時々出荷前日に様子見に来る業者さんがいて、虫がわずかでもいると、今晩中に薬かけておいて、ってなるんだわ、っていってたな。。
うちのキャベツは外の方にナメクジがついてるのはノーマルな状態。
でもスーパーのお野菜には青虫1匹ついてない。。
今年はキュウリやナス、ズッキーニにネズミの歯型がついてるんだよね。
去年はそうじゃなかったけど、今年は、植物が不作なんだろうなって想像してる。
これもまたスーパーのは完璧にキレイ。
それを体感して、化成肥料や薬の使用量(薬はつかわないけど)を自分で知ってるって、ことがまず第一歩だなって考えてる。
スーパーのは現実どれくらいかかってるんだろう。。
1つだけ言えるのは、農薬を使わずして人の食べる分の野菜まで育てるのは非常に困難だっていうこと。
農薬のかかったお野菜よりも、私は、農薬をまく機械を背負って散布してる農家さんとご家族の身体が心配かも。。
そんな背景を想像するようになった自給自足を目指す私の三年目の畑日記。
タネをおとせば食えるわけじゃない。
有機野菜の宅配を頼んでいた頃の私はそんなことも知らなかった。
薬を減らした分の労働量は半端ない。
畑で育ったお野菜は育てた人の命の分身だわ。
そんなことを慎んで感じた収量の減り始めた夏の終わり。
カレーも美味しくできました。
美味しいお野菜を使えば、出しがなくてもお肉の油に頼らなくてもおいしい。
ベジではないけど、わざわざ買いにかなくても十分に満たされる。
それを感じてます。
標高の高いここら。
我が家はもうストーブをつけ始めました。
でも今日はあったかかったねえ。
暖かな日々も恩恵。
4軒分の薪割りが始まりました。
手前の薪を割ってもまだ先に待っていて、たぶんそれでも足らない、笑。
薪小屋に積まれた分、頑張った成果を目で確認しながら黙々と進めてゆく。
薪ストーブの香りが大好きだから、がんばろう。
みんなで楽しい冬を迎えられますように。
ついでに今年は背中を痛めませんように。