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年収3000万円って実はそんなにお金持ちじゃなかった件


想像していた「年収3,000万円」

皆さんは「年収3,000万円」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか?

国税庁のデータによると、年収3,000万円を超える人口は全体の0.3%(約333人に1人)だそうです。世間的には「お金持ち」と呼ばれる部類に入るでしょう。

私がサラリーマン時代に思い描いていた「年収3,000万円」のイメージは次のようなものでした。

  • 大きな庭とプール付きの豪邸

  • 高級外車とガレージ

  • エンジェル投資家

  • 貯金1億円

日経新聞によると、日本の閣僚クラスの年収は2,953万円とのこと。日本のトップ層と同じ水準なら、これほど贅沢な生活も可能だろうと考えていました。

現実の「年収3,000万円」

しかし、実際に年収3,000万円を稼げるようになった今、その現実は想像とは大きく異なりました。思っていたほど贅沢な生活はできていません。

まず、税金で収入の約半分が持っていかれます。手元に残るのは月約140万円ほどです。この中から毎月100万円を貯金に回しているため、生活費に使えるのは約40万円。十分に余裕があるように思われるかもしれませんが、「1億円の貯金を達成したい」という目標だけを考えたとしても、月100万円ずつ貯金しても10年かかってしまいます。

そのため、「年収3,000万円で理想の生活を送れる」というイメージには程遠い現状です。年収3,000万円では、絵に描いたような「お金持ちの暮らし」は実現できません。

本当のお金持ちとは?

一方で、私の周囲には、庭付きプールの豪邸、高級外車、キャバクラでの散財、そして億単位の貯金を持つ人たちがいます。彼らがこれだけの財産を築けた理由は、単に高収入であるだけではありません。彼らの特徴は、「資産を投資で上手く活用している」点です。

投資を活用することで、「お金がお金を生む」仕組みを作り出しています。この投資こそが、真のお金持ちになるための鍵と言えます。

しかし、日本では投資は安全志向の国民性から敬遠されがちです。私自身も、投資話の多くが怪しく感じられることや、リスク(持ち逃げや自己破産)への不安から、抵抗を感じてしまいます。それでも、理想の「お金持ち像」を実現するためには、投資は避けて通れない道だと理解しています。この投資に関する考え方は、また別の記事で詳しくお話しします。

ゴールを決めることの大切さ

人生は年収だけで決まるものではありませんし、たくさん稼ぐことが全てではありません。ただ、年収を目標の一つとして設定することは有意義だと思います。年収は数字として具体的に測定できるため、目標が立てやすいのです。

皆さんも、自分が成し遂げたい人生の目標を明確にした上で、その生活に必要な年収を計算して、具体的な目標設定をしてみてはいかがでしょうか?

この記事が、もし「年収3,000万円」という生活の実態を知り、目標設計の参考になれば幸いです。

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