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高校生への勉強のアドバイス 夏休みの過ごし方編

 皆さんこんにちは。工学部電気情報物理工学科4年 梶川友寧です。毎日暑くて夏バテしちゃいそうですね…。高校生の皆さんはプールの授業などはありましたか?私は泳ぎに関しては全然ダメでしたが、暑い日はプールに入れるのが少し羨ましいなと思います。

 今回は、多くの方が楽しみにしている夏休みについてお話していきます。夏休みのプランはもう立てていますか?(宮城県ではあまり長くはなかったのですが)多くの地域では40日程度ある夏休み、精いっぱい楽しみたいですよね!特に高校3年生の皆さんにとっては、最後の思い出作りのチャンスかもしれません。しかし、この夏休みの過ごし方が受験本番の結果に大きく影響すると私は思っています。そこで、皆さんに後悔しない夏休みを過ごしてほしいので、夏休みのうちにしておくべきことをまとめていこうと思います。

3年生の方へ

 以前私が書いた記事

で、3年生は春、夏の間に総復習をしてください!と言いましたが、夏休み中が基礎固めの最後のチャンスだと思っています。どうしても苦手な単元がある、という場合は夏休み中につぶしておきましょう。ただ、もちろん復習だけで夏休みを終えるのではなく、実践演習、つまり過去問や模試にも触れる必要があります。
 過去問は手に入れましたか?まだ持っていない!という方は早急に買ってください!中古で安く済ませるという手もあります。少なくとも1年分は(習っているところだけでも)一通り解いて、解説をよく読んで解きなおしをし、数日後にもう一回解いてみて本当に理解できているかの確認までやってみましょう。
 模試に関しては、受け続けることで、月単位の短期、中期目標を設定するのにも役立ちます。私が以前作成したnote記事に、なぜ模試が重要かについて述べていますので、こちらも参考にしていただけると嬉しいです。

 また、AOⅡ期での受験を考えている方は、9月あたりから志願理由書の作成や面接の対策にも追われることになると思いますので、東北大学入試センターのホームページで公開されている、AOⅡ期の筆記試験の過去問にもチャレンジすると良いでしょう。(私はAOⅡ期を受けていないので、詳しい話は他の学生ナビゲーターが作成したコンテンツをぜひ参考にしてみてください。)
 過去問も模試も、この時期に100%「解ける」なんてことはほとんどないと思います。どのような形式で出るのか、どれくらい時間をかけられるのか、今現在どれくらい解けるのかを「知る」、そして、その結果を踏まえて「対策する」ことが重要になります。
 最後に、ちょっとくらい遊んでいいですか?という疑問があるかもしれません。結論、私はちょっとくらい遊んでいいと思っています。高校生活も残り半年くらいしかないです。冬休みは余裕ゼロだと思います。最後のチャンスです。ただし、遊んで疲れたから今日は勉強しなくていいや、ということのないように!目的地への移動時間だって立派な勉強時間になります。友達と一問一答を出し合いながら歩いてもいいですね。


1、2年生の方へ

 1、2年生の皆さんは、まだまだ部活や遊びに励みたい頃だと思います。私は運動部ではなかったので部活はハードではありませんでしたが、友達と遊ぶことで頭がいっぱいでした。1、2年生のうちは遊べるときは遊びましょう!しかし(ここからが大事!)、大学や塾の夏期講習や夏休み前までに習ったことの復習などには真剣に取り組んでくださいね。以前のnote記事でも述べたように、1、2年生の内容は入学試験で出題される問題の多くをカバーします(共通テストは特に)。
 また、部活などと被っていない場合、1、2年生対象の模試などを受けられたら受けましょう。この時点で大切なのは点数ではありません。夏休み中1回でも受けるのと受けないのとでは「みんな遊んでる中ちゃんと模試を受けた!」と自信に大きな差が付きますよ。

 いかがでしたか。何をどうすればわからない状態からスタートさせるより、過去問を解く、とか模試を受ける、とかの目標があった方が、きっとモチベーションも上がり良い勉強ができると思います。
 これから夏本番に入ります。水分をしっかりとって、体には十分気を付けましょうね!

 ありがとうございました。東北大学合格に向け、頑張っていきましょう!

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