転職意欲0だった私が、それでも面白いと思える人と環境がPLEXにあった
株式会社プレックスのHRマネージャーの平井です。
今回は、待望すべき弊社2人目の人事としてPLEXに入社した、渡邉花梨さんにインタビューしました。
入社半年にしてすでに採用を一手に担っており、先月は10名の内定承諾をいただくなど、事業と組織の成長を加速してくれています。
前職ではPLEXのリクルーティングアドバイザーとして担当する中で、全く転職する気がなかったところから、どうして入社するに至ったのか?渡邉さんがどういう人なのかをインタビューしてみました。
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・ベンチャーに興味はあるが、一歩踏み出すことを悩んでしまう大手企業3~4年目の方
経歴を教えてください。
新卒でパーソルキャリア社に入社し、3年8ヶ月リクルーティングアドバイザーとして企業に対して採用支援を行う業務をやっていました。そこから転職してPLEXに2人目の人事として入社しました。
どうして新卒ではパーソルキャリア社に入社したんですか?
人材系に絞って受けていました。
人材をやりたいからというわけではなく、将来的に犯罪者の方の社会復帰支援をやりたいと思っていました。
学生時代から社会福祉士の資格を取って、更生保護施設・少年院などに行って、犯罪者の方と関わったりする中で、出所後の仕事が一番大事だと感じました。
ただ、学生のときは「仕事」というものが何かわからなかったので、企業側が人に求めていること、求職者が仕事に求めていることを知りたいと思い、人材系を目指しました。
その中でもパーソルキャリア社は、人材紹介以外のサービスの提案出来ることで企業に対して本質的な提案が出来るという点と、風通しが良いと謳っていた企業の中で、「社長との面談アポを入れてほしい」と伝えて、実際に調整してくれたのがパーソルキャリア社だったので、入社することを決めました。
あとは8回も面接をさせていただいたので、より多くの社員と会うことが出来て、面白い社員の方や組織のイメージも膨らんだのが良かったという点でもあります。
リクルーティングアドバイザーとしてはどういう業務をしていたんですか?
55社の350求人を担当して、毎月5~10名+スカウトでのマッチング2~8名の採用支援を行っていました。3年目中盤くらいから目標の100%を安定して超えるようになり、一定自分の中でのスタイルと言うか、仕事の進め方をつかんできたと思います。
具体的には、採用像の定義、求人票の作成、社内のキャリアアドバイザー向けに求人の魅力などの理解促進など、採用決定を促すために必要な業務を、主に法人向けに対応しつつ行っていました。
リクルーティングアドバイザーとしての強みはなんでしたか?
本当に社外人事くらいの気持ちでやっていたからこそ、クライアントから言われたことを鵜呑みにするのではなく、「そもそもなんで採用するか?」「どういう人が必要なのか?」をディスカッションしたり、考えたりすることは人一倍やっていた自負はありますし、社外人事として頼ってもらえるような信頼関係づくりも意識していました。
関係構築には強みを持っていて、嫌味なくNoといえる関係性づくりや、御用聞きで終わらないようにするために細かく気を配っていました。例えばある企業様は、数字ベースで会話を好む印象があり、ロジカルに見えるが、後ろの背景としてはエージェントと仲良くしたいという気持ちがあるのを理解していたので、数字で基本会話をしつつ人としても仲良くなる自己開示をして、採用決定を出せるために取り組んでいました。
その他にも、採用や現場の人材ニーズの解像度が高くなさそうな場合なら自分がリードして進める、現場の社員からヒアリングして採用要件決めて他エージェントにも展開出来るようにしたりといった取り組みも行っていました。
他には、社内のCAやアシスタント、媒体営業、ハイクラスのRA、人材派遣の営業など社内の関係を作っておくことも成果を出す上では重要なので、社内で印象を残すようにコミュニケーション、実績づくりなども行っていました。
人材紹介に携わる面白みは?
採用成功という目標ではあるものの、そこに行くプロセスや課題感が会社によって違うので、それをどういうふうに叶えていくのを考えるのは1社1社違うから面白かったですね。
小規模な企業様だと1人の新しいメンバーを採用することのインパクトが大きく、外部の営業担当として関わっていて、貢献への感謝をもらうことが多かったです。また、会社の方針を変えるまで行かないが会社を進めることの介在価値を感じやすかったのはあります。
後はひっくり返すゲームがすきで、元々意向が高くない、知らない企業、そこから逆転できる進め方、自分の戦略とか思考が結果につながるというところが自身の実力で出せた結果と実感することは、とても楽しかったです。
人材紹介、RAを楽しんでいた印象ですが、どうして転職したんですか?
前提として、転職するつもりは全然なかったです。引き続き、前職でRAをやりたいなと思っていたのですが、2021年7月くらいのタイミングで、PLEXを担当することになり、関わって1ヶ月で人事の平井さんから声をかけてもらいました。
声をかけてもらう中で「転職」ということ自体を考えるようになりました。
そのため、他社を受けたりとかは一切せず、PLEXか現職残りかの2択で考えていました。
最終的な決め手は、
・平井さんからずっとしつこいくらい声をかけてもらったこと
・実際にその中で経営陣と話をする中で、優秀さ、前職とは違うものを持っている人たちが多い、その人達と働くの面白そうだなと思ったこと
・採用ポジションが多く、PLEXだと2人目の人事として関われる業務の範囲がめちゃくちゃ広くて面白そうと思ったこと
の3つが大きかったです。
RA時代にはありがたいことに他の企業様からもお誘いいただくことはあったのですが、リップサービスくらいの気持ちで捉えていました。
ただ、平井さんの場合は2ヶ月間毎日声をかけてもらって、それだけ必要としてくれているというのが嬉しかったです。
また、他の企業様から声かけてもらっていたのも人事のポジションが多かったが、PLEXの経営スタイルや職能の捉え方的に、あまり業務ややることが限定されないというのが面白そうで、それをやっている人たちも優秀な人が多かったのはとてもポジティブでした。
人の好むコミュニケーションのタイプを見分けるとありましたが、代表黒﨑の印象は?
黒﨑さんの最初の印象としては、「すごい勉強熱心な人、よく笑う人」だと思いました。
緩い座談会みたいな回だったので、特に話すことも決まっていなかったのですが、人材紹介の業務のやり方、どういうふうにチーム分かれているのか、などを聞かれてメモを取っていて、勉強熱心な人だと思いました。
そういう姿勢も含めて、社長という肩書をいい意味で感じさせない、平等に会話をしてくれる人というのが第一印象です。
その後、改めて選考でお会いしたときは、面接30分のうち30分今後の未来や今やっていることを説明されました。
今思えばかなり一方的に喋られていたんですが、黒﨑さんは楽しそうに話をするので、嫌な気は全く無く、本当に事業とか経営が好きなんだなと思った記憶があります。
入社後は採用や今後の組織、週次の1on1で関わっていますが、入社前の印象と全く変わらないです。
変わらない事自体がポジティブで、現場の目線まで降りて話してくれる、言って良かったことはすぐ取り入れるスタンスがあり、とても信用できます。
ただ、話しをしているといつの間にか経営や事業の話になっていて、最初の議題が飛んでたりはするので、自分の話したい話題はちゃんとその路線に乗せないとどんどんズレていくので注意ですね。
今は同じ部署のメンバーであり、RA時代は担当としても関わっていたHRマネージャー平井の印象は?
初対面の印象はあまりないです。ベンチャーの人事っぽいなという印象でした。RAとして関わっている中で、大枠だけ決めて任せる人という印象でした。
ただ、関わりが深くなる中で、良くも悪くもめっちゃ関与してくる、すごい聞いてくる人だと思いました。
また、本質的な会話が好きで、表面上の「これやりました」とかでは満足せず、「なんでそれをやる必要があるのか?」「結果がどうなるのか?」「ゴールに対して進捗をさせる上で、その行動の意味やインパクトはどのくらいなのか?」といったところをとても気にする人で、小手先の提案ではごまかせない人で、その深さは人一倍求めてくるタイプという印象でした。
入社後の印象は変わらないですが、毎日深さを求められると大変だと思いました。
ただ、思ったよりは面倒見がいい人で、不安そうな顔をしていると話しかけてくれるなど、よく見てくれていると感じてます。
事業や人に対して探究心が強すぎるくらいで、自分が関わるものや人に対しての興味探究の気持ちが強い、その人の機微、感情は知っておきたい人で、
知らないとエラーが発生するから、知っておきたいのかなと思ってます。
とても的確な分析ですが、こういった人への理解力のようなものは昔からあるんですか?
中学校で女子校に入学したことで、自分から積極的に行動しないと周りと仲良く出来ないことに気づき、行動的な性格、よく喋るタイプに変わっていき、人ともよく関わるようになったことで人を理解しようと考えるようになりました。
その中でも、中学1年生のときに演劇部や生徒会に入っていて、演劇部や合唱コンクールのリーダー的なポジションをやったときに、人が同じ熱量でついてこなかった経験があり、人を動かせないことがとてもショックだったのを覚えています。
その過程で、人に動いてもらうためには、相手がどういう考えを持っていて、どういう感情を持つのか、と考えるようになり、沢山の人と話す中で、人の思考・価値観が千差万別で、それを知ることが楽しい感じました。
そういった特性を活かしつつ、人事の仕事でRAとの違いや難しいなと思ったポイントは?
採用要件にマッチしているかを判断すること、定量では判断しづらい項目に判断を下す、ということが難しいと感じています。
そもそもの採用要件を考えたり、求人を魅力化する、エージェント様とコミュニーケションを取るところは、前職での経験を活かしてついていけるが、それにマッチする人を選考プロセスで判断するところはすごく難しいです。
加えて、相手にもPLEXが希望とマッチすると納得していただかないと入社には至らないので、その双方を高い水準で満たすということはまだまだ成長の余地があると思っています。
あとは、まだまだ見えていない部分も多いですが、経営陣がよく言う「全体最適を考える」というのは、前職ではなかった感覚なので、その考え方を持てると視野、世界は広がるなと感じています。
例えば、社内異動という選択肢もあり、その上でどうするのが全体最適かを考える部分は、RA時代に考える領域ではなかったので、新しい考え方ですね。
人事として人材紹介事業の採用に関わる面白みは?
プロセスの課題感が様々あり、場合によって違うとかは、RAと同じく引き続き面白いです。
また、中で関わるか外で関わるかで変わったポイントとしては、外だと分からなかったプロセスを引いたときにどう動かすか、関わる人とのコミュニケーションをどうすればよいか、というのは、全然違うなと思います。
後は、入社した人がどうなったのか?と言うのは外部で関わる上では完全には分からなかったですが、そこの手触り感を持てるというのは面白みを感じますね。
入社して6ヶ月経って仕事において嬉しかったことは?
自分が求人を公開し、書類選考、面接、選考プロセスの進め方などを一連に携わって進めた求職者様が、元々違うポジションを希望していたけど、事業部の人と連携しながら、よりマッチするポジションでの内定、入社、初月からの活躍まで進めたことですね。
あとは、社内名簿のようなものを自分が主導で進めたのですが、インタビューで入社理由を聞くと、沢山入社理由が出てきて入社後のギャップも全く無いと言ってもらえると、選考の中で魅力をたくさん感じてくれているんだと感じて、嬉しいです。
人材紹介から人事になりたい方は一定いますが、その方達が事前に知っておいたほうがいいことはありますか?
人事とRA/CAは似ているように感じるので、入った後に何でもすぐ出来るという印象があるかと思います。
ただ、使う脳みそや気を使う部分として違う箇所もあるので、人材紹介の業務と近いところ、違うところをしっかり考えて判断しないと、出来ると思ってたけど出来ないジレンマを抱えてしまう思うので、そこは事前に知っておいたほうが良いかなと思います。
最後に、PLEXってどういう会社ですか?と聞かれたらなんて答えますか?
経営陣は会社を伸ばすために何が出来るか、事業を伸ばすために何が出来るかに目が向いている人が多い。自分の感情とかで意思決定はせず、事業や経営が主語にあります。
全体としては素直な社員が多く、素直に人を尊敬できたり、すごいと言える人が多いです。年齢重ねると難しいイメージがありますが、経験や年齢関係なく地で出来ている人が多いのはすごいと思いました。
ただ、みなさんが個人の自分の成長に向き合っていたりする分、大手企業だった前職と比較すると、手取り足取り聞かないと教えてくれないみたいなところはあるかもしれません。
しかし、聞いたら背景含めて丁寧に教えてくれるので、聞く勇気みたいなところは必要な会社かなと思います。
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