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共創パートナーのみなさんと「らしさ」と「チーム」を探究しました。【開催レポート】

こんにちは、たがやすの反中(たんなか)です。

わたしたちは、一人ひとりが輝く土壌(社会)をつくり、すでにあるヒト・もの・コトを生かして新しい価値を生み出す伴走型のパートナーとして、それぞれの現場、人、課題に適したアプローチ、プロセスデザインにより、課題解決やビジョンメイキングを行なっています。

そんなわたしたちが、クライアント様のパートナーとしてチームで伴走するために欠かせない存在が共創パートナーのみなさんです。

プロのファシリテーター、ビシュアルプラクティショナーやデザイナーなどの共創パートナーとみなさんと、プロジェクト毎に専門的なチームをつくって伴走させていただいています。

共創パートナーのみなさんとは、「たがやす」の存在ありきの関係性ではなく、たがやすを一緒につくろう!という関係性を大切にしています。

日常では、自分たちのことを話すことが苦手なたがやすメンバーです。だからこそ、仕事以外の場で、共創パートナーとお互いに大事にしていることを共有できたら、一人ひとりがもっとのびのび取り組むことができるのではないか?という思いの元、2023年2月にオリエンテーションを実施しました。

オリエンテーションを通してメンバーはどんな気づきを得たのでしょうか。本noteでは、開催レポートをお届けします。

【第1部】一人ひとりの「らしさ」(得意や大切にしていること)・お互いを知る

第1部では、講師としてキャリアコンサルタントの 國定若菜さんをお迎えし、一人ひとりの「らしさ」を通してお互いを知るワークショップを行いました。

「らしさ」は複数の過去の出来事・取り組みをひとつひとつ掘り下げたときに見えてくる共通点とのこと。

  • 昨年、最も注力したことは?

  • よくやった!と自分をほめたいことは?

  • 昨年の出来事でうれしかったことは?

  • 挑戦してきたことは?

などなど、複数の問いをもとに自分のことを思い返します。

そこから浮かび上がってきた「らしさ」を3人一組でお話し、互いに質問をしたり、アイメッセージ(「私はこう思ったよ」)でフィードバックし合うことで、さらににじみ出るそのひと「らしさ」を双方向で知る機会となりました。

【第2部】たがやすというチームで働くこと(チームだからできること・気をつけること・すべきこと)を考え、共有する


第2部では、
①たがやす代表の鈴木の文脈で、たがやすのビジョンとこの4年間の共創プロセスを通して言語化されてきた11のバリューについての共有
②チームで共に創る経験、共創する上で大事にしたいことの交流
をmiroを用いて見える化しながら実施しました。


①ビジョンとバリュー

グラフィック by Sayo DEMURA

たがやすでは、組織としての文脈ではなく個人としての文脈とその重なり合いを大切にしています。お互いに、背景や現在の環境、価値観が異なることを尊重し合いながら、主体性を持ち寄ること。

鈴木の文脈では、学生時代から抱えてきた痛みもありのまま開示しながら、だからこそ、たがやすで挑戦していること・挑戦していきたいことが語られました。その赤裸々な背景に、共創パートナーからは驚きの声も出ていました。

たがやすの4年間のプロセスで鈴木が見出してきたバリュー。頭で考えるだけ、口にだすだけは簡単ですが、すべてを含んで実践すること、挑戦しつづけているからこそ、腹落ちし言語化されたバリューです。

①今そこにあるひと・もの・こと リソースを活かす
②相手も自分も尊重する
③対話を大切にする
④やってみよう 開拓者精神 小さく試す
⑤自分の影響力に気づく
⑥不器用でいいから本気になる
⑦ゴールでなく意図を握る
⑧自律・自立する
⑨主体的なリーダーシップ
⑩本気で本質を追及する
⑪自分らしさを発揮する
+ダイバーシティ&インクルージョン

現時点の11のバリュー+α

詳細について、今後深堀りしていけたらと思っています。

②共創する上で大事にしたいこと

3グループに分かれて、共創パートナーひとりひとりの文脈で大事にしていること・したいことを言葉にして交流しました。

ひとりひとりの人生とたがやすの共感の重なりのもと集っているとはいえ、日常のコミュニティも経験も人生のフェーズも価値観もそれぞれ。共創することって「むずかしいよね」と共感する場面もあれば、違和感を声に出し合う場面もありました。

ちがいを尊重しながら、率直に声に出すことができるのは、これまでのプロセスで「共創」ということに真摯に向き合い実践されてきたからこそだと思います。

交流のなかで現れたキーワードを少しだけ残しておきたいと思います。

・遠回りだからこその喜び。
・本気はどう形づくられるのか?
・それぞれいろんな得意をもっている。
・殻破りが必要。
・「一緒にやろうとしているこの人」と働く。知る。
・「共創」といっても立場によって違う。
                              etc…

たがやすメンバーの気づき

やっておわりにしないこと。わたしたちは、プロセスでの気づきを持ち帰り、次のプロセスにつなげることを大切にしています。

今回のワークショップの開催を通して、こんな気づきの声がありました。

定期的にふり返り言葉にすることで、自分たちがやってきたことを意味づけできると再確認する機会となった。働く場以外でも一人ひとりのことを知れると、さらに魅力がくっきりと見え、より一層  共創パートナーのみなさんが活躍できる舞台を広げたいと思った。

一人ひとりの「らしさ」を引き出すためには、自分自身の力だけではなく、他者によって引き出されることを体感した。改めて、引き出されることが気づきに繋がり、自分自身にプラスに働いていくことを知ることができた。
この体感をお互いに知っている関係性を構築することで「チームとしてはたらくためには」という問いを一緒に考えることができたと思う。個人としてもチームとしても、誰もが気づいていないところを知りに行くための、必要なヒントを得た時間だった。

普段対話の場の実践者・作り手は、聴き手に回る機会が多いが、自分たちのために集まって話し合い、アウトプットする時間を持つことの重要性を実感した。また、普段から大事だと思って実践していることも、メンバーが固定化されると凝り固まってきていまう。今回、違う環境や組み合わせで新たな視点をもらうことによって、大事なことに気づき直せる機会になった。

一同に集まること自体簡単ではないメンバーで、この時間を得らることができ、たくさんの実践を重ねてきたからこそ話せる関係性であることを実感した。同じ役割を担っていたとしても感じることは多様だからこそ、いろんなことが立体的に見えてくるのだと思う。これからも「らしさ」を大切にしたい。

今の時代のなかで思いを実現しようと、肩書になっていないことをやってきたメンバーだと思う。その実践のなかで苦しい時もあるけど、集まってみれば大事にしていることに共感できたり、気づき直せたりする。出会ってから今も関わり続けられていることに感謝の思いが溢れている。共創パートナーのおかげで、自分たちもたがやされている。

たがやすで探究したことが各自のコミュニティに”コミュニティリーダーとして””リーダーの支え手として”還元されるといいな、と強く思う時間だった。

引き続き、お互いにここちよいかたちで実践し、一人ひとりが輝く土壌をつくることに挑戦していきたいと思います。

学びの場(プログラム)のご案内

最後に、学びの場のご案内をさせてください。

2023年4月から開始する「共創型ビジュアルプラクティショナー養成プログラム」の5期生を募集しています。共創パートナーのみなさんのなかにも、この学びの場から活動を広げていらっしゃるかたもいらっしゃいます。

以下のような方とご一緒できることを楽しみにしています。

・議論や対話を活性化したい
・もやもやした会議をどうにかしたい
・イノベーションに繋がるアイデア創出を促進したい
・大切な話し合いの実りを次に繋げたい
・本気で何かしたい人を応援したい
・よりよい関係性を築きたい
・心理的安心安全の場をつくりたい
・新しい価値を創造したい

仲間と共に本気で学び合うプラットフォームを、6 ヶ月間、多様なホストが伴走します。

ご関心のある方は、ぜひお気軽に事前説明会にお越しください!
・3月20日(月)20時〜21時
・3月27日(月)20時〜21時

Facebookでもホストからプロジェクトの内容や届いてほしい方についてお話ししている様子を投稿しています。人がらからも学び場の空気感が伝わると思います。

ぜひわたしたちと一緒に、共創することを実践していきましょう!


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