貧乏性について考えてみる
寒い寒い冬に終わりを告げるかのように暖かい日が到来している今日この頃、そろそろ窓の結露もなくなってくれればいいのにと思っていると、会社の人から社宅の案内が舞い込んできた。
私は一人暮らしをしたことがなかったためとりあえず相談してみると、物件を決めるのには3つについての優先順位を決めると考えやすいらしい
・値段
・場所
・広さ
結局はバランスなのだが、新社会人の人には何かの参考にしてもらえると幸いである。
さて、本題について考えようと思ったのはそんな社宅について考えている時に父親から言われたある一言だった。
『そんなに高い物件じゃなくてもいいんじゃないの?会社から一律の値段の補助もらえるならさ!!俺の時代とかみんな貧乏性だからさ』
貧乏性って、わかるようで理解できない自分がいた。
貧乏性とは :貧乏が身についたような性質。また、いつもけちけちしてゆとりのない性質。時間や金銭などをゆったり使うことのできない性質。
とのこと、まあ思っていた通りなのだが、わざわざ自分から貧乏性になるメリットとは何なのだろうか、
お金が貯まる?貧乏になるべくお金をかけないようにすることがいいこと?あんまりお金を使わないことが良いこと?
ここで何で自分がモヤモヤしていたのかわかった。
貧乏性だからといってもあまり利益がないと思ったからであった。
性格的なところのため仕方ないのかもしれないが、あんまり良いことはないと思った。
貧乏性だとお金は貯まるのだろうか、
もし仮に貧乏性という理由だけでお金が貯まったとして何か利益はあるのだろうか。それはもちろん生活費の足しにはなるが、貧乏性というあまり目的もなく貯めたお金でできることは、貧乏性の時に経験できなかった少しの贅沢ができるぐらいがオチだろう。
私が何を言いたいかというと、貧乏性で貯まったお金でできることは貧乏性という理由で我慢した少しの隙間を埋められることなのではないだろうか
ならば貧乏性なんてやめて自分の好きなことにお金を使っても変わらないのではないだろうか。
我慢してからお金を使うか、我慢をせずにお金を使うかの違いなのではないだろうか。
そう考えると貧乏性というものをやめて、何か欲しいものや目的を持って貯金をした方がいいのではないだろうか。
目的を持って貯金をするのは良いことだが、意味もなく貯金をすることは怠惰に繋がると考える。
お金がある時のアルバイトのシフトの入り方と目的を持っている、お金がない時のシフトの入り方はまるで別物であることがわかった。
実は人間は何か目的があった時の方がお金を稼ごうと思うのである。
当たり前だろうと思うかもしれないが、ならあなたは何か目的を持ってお金を稼ごうとしているだろうか、目的のためにアルバイトをしているだろうか。目的があって仕事をしているだろうか。目的を作れと言っている訳ではないが、とりあえずの気持ちでバイトする必要は皆無なのである。お金があるならする必要はない。
なら将来の勉強をする方がよっぽど有意義な時間になるだろう。
実は目的があるかないかで雲泥の差がある。
私は今となっては店長にシフトをいっぱい入れてくださいと言うが、お金がそこそこあった時は週に三回ぐらい入ればいいかと思っていた、
目的があるかないかでやる気にもつながってくる。
私は現在一人暮らしのお金を貯める、遊ぶお金を貯めるためにアルバイトをしている。
好きなようにいっぱいお金を使って、お金を無くして、自分を奮い立たせることも時にはいいのかもしれない。
実はZOZTOWNで有名な前澤社長もいっぱいお金を使ってお金を無くして、自分を奮い立たせている。
そんな生活も自分の活力に繋がるだろう。
この議論には実は世代間の違いもあるだろう、また子どもがいるかいないかで私の意見も変わってくるだろう。
だが1つ言えることは、『今を生きている私たちは今を自分が思い描くように生きる権利がある』と言うこと
人それぞれ生き方は自分で決めていいと思うが、こんな生き方もとても面白うと思うのは私だけだろうか。
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