ゲームクリア後レビュー 「TEVI」
順番は前後しますが、まずTEVIからレビューしていきます。
TEVIとは
いわゆるメトロイドヴァニア型と言われる、マップ探索型のアクションゲーム。その中でも弾幕系という分類になります。
面白かった点
①とにかくキャラがかわいい!
露骨に性癖を破壊しに来るキャラがめちゃくちゃ多い上に、なんとイベントはフルボイス。
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このほかにも吸血鬼っぽい見た目でロードローラーのような何かを飛ばしてくるCV子安さのキャラがいたり、自我を失って暴走しているアンドロイド娘がいたりとまぁ豊富。
②アクションは非常に軽快でサクサク、ドット絵の動きも背景もすごい
背景の作り込みもすごいですし、動きもサクサクです。これは終盤のいろんなアイテム取ったあとですが、なんもアイテム持っていない状態でもスピーディーに動けるのでストレスフリー。
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うーん、な点(人を選ぶかも)
①マップ探索に関する制約がそこそこある
動き自体はきびきびしているのですが、「テビィが持っている爆弾でブロックを爆破して先に進む」ギミックが本作のメイン探索要素でして、これが結構クセモノ。
爆弾は十字のマス状に爆発するんですが、「平地でないと爆発しない」「ジャンプアクションで貫通できる足場は爆弾がすり抜ける」「坂道は転がっていく」という変な制限がある関係で、ちょっとしたパズルみたいなのが要所要所で発生します。
ちなみにテビィ自信も足場を抜けて降りることができないため、マップの一方通行が結構でてきます。この制限本当に必要か…?
②ファストトラベルがとにかく不便
各マップにワープ用のポータルがあるんですが、一つのマップがそこそこ広い上に街に至っては店の配置に法則性がない(街の端っこだったりセーブポイントの隣接してたりしてなかったり…)。しかも帰還系のアイテムが一切ないため、また歩いて戻る羽目になることも。探索必須のゲームなんだからもうちょい優しくてもよかったような…。
③いわゆる稼ぎができない
TEVIの仕様として、
「マップの踏破率がレベルアップになる」
「お金は爆弾で破壊できる特定のマス(復活しない)からしか入手不可」
があるんですが、上記②の不便な仕様と合わさって探索がどうにも必須になってしまうのはいいのか悪いのか…。ゲーム独自仕様なのは全然いいんですけどもうちょい優しさがほしい…。
④用語の説明がいろいろとアレ
この手のゲームにありがちと言ってしまえばそれまでなんですが、後半になるにつれて世界観を説明する(つじつまを合わせる)ための専門用語がめちゃくちゃ増え、テビィに関するバフ・デバフやアクションの一部も専門用語のオンパレードとなるため、正直仕様をよく知らないままクリアしたアクションもあったり。教科要素であるシジル(キャパシティが決められた中での教科パーツみたいなもの)も説明文が専門用語だらけ、チュートリアル的なメモには書いてあったりなかったりなので、wikiみないと本当に解読不能でした。
⑤ボタン配置
エアダッシュのボタンと空中の特殊攻撃アクションボタンをなぜ同じにした!!!!!!
まとめ
細かな部分はちょっと気になるけれど、そこに目をつぶればシンプルな探索型アクションゲームとしては楽しめました。いわゆるソウルライクではなく、回避行動を駆使して弾幕をよけたりするあたりは「Touhou Luna Nights」ぽいので、そっち系が好きな方は特におすすめ。
まぁテビィちゃんとヴィーナちゃんのやり取りが無限にカワイイのでそれ目当てで全人類にプレイしてほしい。
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