音楽家が避けるべきネガティブ・パレート
労働者思考
私が常に音楽家に「時給換算で働くな」「労働者思考を捨てろ」「自分の市場価値を高めろ」とうるさくいうのはこの記事で説明するネガティブ・パレートが土台になっています。一昔前の社畜生活をいまだに送っている兼業音楽家はこのネガティブ・パレートを理解して、資本主義社会で自立してください。
パレートの法則とは
ご存知パレートの法則は全体の20%が80%の成果を生み、残りの80%が20の成果しか生まないということです。これは常識です。
しかし、ネガティブ・パレート、つまり悪い方向にもこのパレートの法則があるので注意してください。
例えば
例えば、社員100人の会社で業績向上に貢献しているのは20人、80人はゴミです。ここでの問題は残りの80人をひとまとめに「ゴミ」と考えていることです。
反対から見る
反対側から見ると、社員100人の会社で業績を引き下げている20人がいるのです。そして80人は業績を引き下げていないのです。
このゴミの中の悪人20人を解雇した方がいいのです。
ただし!
ここでの注意点はその20人を解雇して新しく20人を雇用したとします。そうすると、全体が100人になり、やはり業績を下げる20人が生まれるということです。その20人が消えることはないのです。
私達音楽家は
音楽家は自分の一日の時間を100%と考えて、最も生産性を生み出す20%が「朝の1時間」や「帰宅後の2時間」なら反対側からも考えてください。自分の一日の時間を100%と考えて、最も生産性を妨害している20%はいつからいつでしょうか?
その時間を消すことから始めます。でも、どうせまたネガティブ・パレートの20%の時間は生まれてしまいます。しかし、その下に引っ張る力がどんどん弱まるのです。
気付こうとしない労働者
会社などにお勤めの方は周りを見回してください。「こ、こいつら全員悪の20%じゃないか?」「こいつらの時間って悪の20%に引っ張られてないか?」「こ、こいつらそれに気付こうともしてない!」と、驚くことでしょう。
まとめ
生産性を妨害する20%を見付けて対処法を考えてください。
この方法のワークはまず本にまとめて3月末から4月に発売し、詳しい方法をセミナーで4月末に解説します。いまだに労働者の方は受講必須です。(このまま労働者を続ける方は来ないでください。その思考は周りに感染します)
以下の書籍でもワークをしながら時間管理、人生管理のご準備を宜しくお願い致します。