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音楽家は「やりとげない力」を身に付けて【音楽家コーチング】
10問の問題
書くのもこっぱずかしいのですが、10問の問題のお話はご存知の通りです。万が一知らない小中学生が読んでいることを想定して軽く記載します。
10問の問題を解いたら1問ずつ賞金が貰えます。
10門中7問は1万円貰えます。残りの3問は100万円貰えます。
どれがその100万円貰える3問かは誰も分かりません。何番目の問題がその3問かは毎日変わります。
アナタは偶然にも今日のその3問を見付けることができました。「2,4,6番目の問題」だと分かったのです。
スタート!
さて、どの問題から解こうとしますか?
明らかに2,4,6から解こうとするでしょう。他は比較的少額のお小遣い同然です。
1日
あなたという音楽家は一日のどの作業に1万円と感じて、どの作業を100万円と感じているでしょうか?
ほとんどの人が1万円の7問を朝から晩まで必死で解こうとして、4,5門解いたところで力尽きます。
次の日も同じことを繰り返します。
たまたま、100万円の3問のどれかに正解して賞金をゲットしたらSNSで大袈裟に自慢します。そして、2,4,6番目だということが分かったら「100万円の問題は偶数である!この方法で人生成功する!」と大声を上げるのです。
当然、信憑性も再現性もない他人の話ですが、鵜呑みにする人がたくさん出てきます。生存者バイアスといって、100人同じことをトライして2,3人成功すればその成功者だけが声を上げるので、あたかも正論のように見えてしまうのです。これが私が尊敬するニコラス・タレブが全世界の経済本をアホを額縁に飾ったような本と言う意味です。
方法
今日の作業を10個あげてください。
優先順位を付けてどれが100万円の問題かを3つ選んでください。
恐らく間違うでしょうけど、10個中3つを探す訓練をすれば10年後にはピンポイントで毎日探せるようになるのです。
これが、時間管理のコツです。この時間管理の方法を続けることが人生管理のコツです。
具体的に
具体的な方法は「やり遂げない」ことです。10個あれば3つだけ探してそれに集中するだけでいいのです。10個やり遂げようとすると馬鹿みたいに時間のロスになります。
「3つを見付けてこなすか、やらないか」
で大丈夫です。算数で計算してください。
4,5万を毎日ゲットする1ヶ月の生活と
300万円をゲットするか否かの1ヶ月の生活と
どちらが効率的でしょうか。
まとめ
やりとげる、全部やる、何でもできる、マルチタスク、作業効率がいい・・・日本政府が労働者階級を愚かなままにしておくための専門用語から逃げ出してください。
おしまい♫
以下の書籍でもワークをしながら時間管理、人生管理のご準備を宜しくお願い致します。
最後までお読み頂きありがとうございました
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