日本人音楽家が美しい理由【音楽家コーチング】
世界でも
楽器演奏者のトップが日本人音楽家であることは誇らしいですよね。私達は遺伝子単位で音楽の才能があり、先祖代々精神面で美しい音楽を奏でられるように鍛え上げられています。これを強みとして武器にしましょう。
生か死かなら死を選ぶ
生か死かいずれか一つを選ぶとき、まず死をとることである
ご存知『葉隠』の有名な一説です。平穏な時代の武士達の在るべき姿をこの一言に表しています。これは死ね!と言うわけじゃなく、今日を人生最後の日として成すべきことを全うするという意味です。
スティーヴ・ジョブズのスピーチを聞いて感動しているアメリカ人は、1700年代のアメリカ独立前に既に日本にその精神があったことを知らないんです。
あろうことかその英語のスピーチを日本語訳にしたYouTubeを観て今頃「そうだ!そうだ!」と言ってる日本人までいます。これは底辺の人間です。
底辺を使う
しかし、この底辺の人間は便利なんです。この『葉隠』を国が勝手に解釈させて「このように死を選ぶのがいいのだ!」といって戦争に行かせたのです。
私達音楽家はそんな手には引っかかりません。どうか引っかからないでください。
身だしなみ
日本人は身だしなみを徹底しています。これが世界のトップ音楽家になるポイントです。日本の美意識は世界基準で考えられないように細かいのです。
昔のサムライも、
爪を軽石で研ぎ、髪を結って香をまとわせ、刀は磨き上げられて、少しの錆もないようにした
と『葉隠』に書かれています。これは、いつ死んでも大丈夫なように覚悟を決めているということです。
これを外見に気を使ってる見栄っ張り捉えるのは、底辺の人間です。
個人的に大きな舞台で雇ったピアニストがすっぴんで楽屋入りしたのを見てギャラだけ払って解雇したことがあります。このピアニストの美意識はステージ上でもまやかしに過ぎないのです。
このような日本人の過剰とも言える美意識が世界で尊重されるのです。
一瞬の重なり
「人の一生は一瞬の重なり」と山本常朝は言っています。これは今この一瞬を大切にする音楽という時間に価値を生み出す音楽家が持つべき考えた方です。
さらに、「いざ」という時のため・・・という人は「いざ」という時には間に合わないんです。「今」がその時だと思っている人が「いざ」という時に間に合うんです。つまり、「いざ」と「今」が一つというのが、個人的に『葉隠』で最も日本人音楽家が大切にすべき内容だと思います。
まとめ
私達は世界が羨む日本人音楽家です。是非強みを活かして世界に羽ばたいてください。
日本人音楽家を心から応援しています。
以下の書籍を宜しくお願い致します。
津本幸司
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