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音楽家の不安と安心の要因(50年で始めて知った)

なんとなく

幼少から世界中を飛び回っており、いつも同じ不安と安心を感じますが、なんとなくここにいると不安、なんとなくここにいると安心というのがあります。自分でも何が原因か良く分かりませんでしたが、昨日と今日で要因が分かった気がします。

不安

こちらは2025年1月23日まで宿泊していた施設です。マレーシアのペナン島のリゾート地であり、部屋から直接プールやプールサイドバー、そしてビーチまで繋がっており、夜は星を眺めながらうたた寝ができる環境です。

この環境にいるとめちゃくちゃ不安なのです。特に困ることはありませんし、欲するモノはすべて手にしている状態なのになぜか不安なのです。

安心

こちらは今日2025年1月24日、今朝6時です。クアラルンプールのど真ん中のブキッビンタンという渋谷と銀座を合わせたような街の、ウェスティンというホテルの角部屋です。みじんの自然も目に入らないこの場所・・・これが落ち着くんですよね。なぜか安心なのです。

理由

今「なんでなんだろうなぁ?」と考えると要因が分かりました。

1つ目:医療機関が見つかる
2つ目:飽きないという安心
3つ目:すぐに稼げるという安心

1つ目:医療機関が見つかる

自分でも意識してなかったのですがどこかしらで「もし妻になにかあったらどうしよう」といのはずっと脳裏をかすめています。別にピンピンしてる元気なばーちゃんですけど、その万が一が不安の引き金になっていると気付きました。

リゾートでのんびりってのはいいのですが、緊急事態への対応はめちゃくちゃ送れます。一刻を争う脳梗塞なんかだと終わりです。でも、スカイスクレイパーに挟まれたこの場所で、電話の0を押して3秒以内に誰かがすべてのことをやってくれる状態というのが安心なのだとわかりました。

2つ目:飽きないという安心

妻が田舎育ちで都会好き、娘も0歳児からハワイだ、グアムだ、シンガポールだでリゾートなれし過ぎてて飽きています。場所に飽きるのではなくて「同じ」に飽きるのです。東京もクアラルンプールも1年以上同じなんてことはありませんし、同じ施設が残留していたとしてもテナントが変わるわ、イベントが変わるわで、飽きるどころか、半年空けると浦島太郎状態です。これで、家族が「飽きず」にいられると思うと安心です。ビーチは50年ほど同じ景色ですし・・・これが好きな方を否定するつもりはありませんけどね。

3つ目:すぐに稼げるという安心

やはり個人的にはこれが一番大きな要因です。十分な資産はあるのですが、この街のど真ん中にいると「その気になればすぐにお金は作れる」というのが安心です。

今の時代どこにいてもお金は作れるのですが、ちょいとカラクリが違うんです。たとえば、このビルが崩壊して持ち物をすべてなくして無一文になったとしても、人通りさえあればお金をつくる方法なんていくらでも思い付くんです。たとえば、街行く人に声を掛けてガイドをするとか、恐らく暇そうな現地の人を2,30人集めて組織的なことを(別に悪いことじゃありません)するとか・・・。たとえ労働からのスタートであってもわらしべちょうじゃの最初の「わら」を「わらしべ」に変えて「みかん」と交換するまでの段階まであ一瞬でできるんです。「反物」にするには時間の問題です。

だけどリゾートじゃそれができないから不安なのです。

みなさんはどちら派ですか?

おしまい♫

津本幸司

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津本幸司
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