不倫と音楽について
閲覧注意
非常に繊細な内容であり、読み方によっては間違って捉えてしまうので、30代以上の音楽家限定の記事です。
トルストイ
まず私はロシア文学のファンです。トルストイの『アンナ・カレーニナ』が最高傑作であることは間違いありません。アンナの不倫が「時間」と人の命を動かす文学作品になったのです。モデルになった方がいるかどうかは不明です。しかし、トルストイが空想や妄想だけで書いたとはとても思えない・・・のは私だけでしょうか。まずはお読みください
アンナ・カレーニナの法則
すべての幸せな家庭は似ている。不幸な家庭は、それぞれ異なる理由で不幸である。
これに尽きるのです。私は大学院時代に国際学会で統計学の論文の発表の際にツッコまれたとき用のカウンターパンチとして、このアンナ・カレーニナの法則で準備していました。
不倫から学ぶ成功法則が時間管理と人生管理なのです。
アレクサンドル二世
ルイ・ロデレールのクリスタルというシャンパンはロシアの農奴を解放したかのアレクサンドル二世のために作られました。私はロシアの歴史のファンです。このシャンパンを毎年4月25日に飲みます。アレクサンドル二世も29歳下のエカチェリーナと不倫し子供を作り、その後、本妻死去後に二番目の奥さんになりました。
ここから生まれた、社会現象、そして文化、芸術は目を見張るものがあります。
ショスタコーヴィチ
ショスタコに関してはソビエト連邦の歴史を知らなくては始まりませんので、また別の機会にゆっくり綴ることとしましょう。簡単に説明すると、
『ムツェンスク郡のマクベス夫人』というオペラがありました。不倫のオペラです。こんなものは田舎者のスターリンが受け入れてくれるはずがありません。朝日新聞の社説のような「プラウダ」という紙面の社説でショスタコーヴィチの個人批判をされました。早い話が国が一人の音楽家をイジメるのです。この社会や国家権力からの嫌がらせはやられた経験がある私にとって、「低知能どもが」と愚痴をこぼしながらも受け入れるしかないのも分かります。
スターリンが死ぬと、『カテリーナ・イズマイロヴァ』としてもう一度発表して大成功です。ざまぁスターリン・・・
アホ芸能人
不倫は文化です・・と言ったアホ芸能人がいました。こいつが言うからホントにアホのように聞こえるんです。不倫と芸術に対して「間違った解釈」を日本人はしています。コイツのせいです笑。ちなみにコイツの最初の奥様がうちの家内とクリソツでビビります。2022年にお亡くなりなったニュースの写真を見てうちの家内が死んだと焦りました。(なんでニュースになるw)
社会主義リアリズム
社会主義リアリズムからの労働者階級芸術が私がこの記事で言いたいことです。上記の間違った批判により、社会主義リアリズムがソビエトに定着し、プロレタリアート(労働者階級のアート)につながり、社会の奴隷、今の日本の社畜が洗脳されていったのです。
私は大学時代に公務員で教師であり、日本国民総中流社会を目指した団塊世代の親を見て「そのまま」だと感じました。
まとめ
不倫という言葉に対する捉え方、歴史の見方、音楽の捉え方、社会主義やリアリズムへの考えを整頓すると、自分の音楽性が変わります。いいえ、音楽性だけでなく芸術性が変わります。生きることがアートなのです。
私は兼業音楽家を応援しています。その労働で培った社会性を今こそ音楽に取り入れてください。必ずあなたは成功します。
津本幸司
以下の書籍でもワークをしながら時間管理、人生管理のご準備を宜しくお願い致します。