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貧乏音楽家から抜け出すために知ること

貧乏音楽家とは

どこからが貧乏かが分かりませんし、日本人である以上世界のトップではあります。無理矢理定義をするとしたら、音楽収入が月20万円を切る音楽家となるでしょうか。この状態から抜け出しましょう。

結論

結論として「自分が洗脳された仕組みを知る」だけで大丈夫です。

手口

まず、中高生の頃は志、夢、希望に溢れていました。しかし、大学に入ると、社会人との「継ぎ目」が見えて来ます。

希望に溢れる状態で夢を追いかけている人を見て

「いつまで夢見てるんだ現実を見ろ」

と、言います。これを言われたら、周りを見回して「あ、無理かもしれない」と自分に当てはめてしまうのです。

そして「幸福であることは恥ずべきこと」と刷り込まれます。

さらに苦悩がない人間はいませんので、「その苦悩は自分の罪深さから来るものだ」と考えさせます。

これを正当化するためにあらゆる物語が用意されています。

個人的には無宗教ですが、キリスト教、仏教、イスラム教問わずすべての宗教ストーリーは、上記のように大衆を支配するために存在します。

この仕組みをしれば大丈夫です。貧乏音楽家から抜け出せます。

捏造

捏造された世界が存在します。それが「聖なる世界」とか「神さま」とか「真実」とかです。

耐えがたい世界、矛盾した社会、理不尽な自分の環境・・・はどうにもならないので「なぜか」を知らないと死にたくなってしまいます。だから「きっとどこかに真実の世界が存在するんだ!」と思い込むことで精神的な安定を作り出すのです。

方向が違う

こっちに向かうから貧乏音楽家を抜け出せないのです。
逆の方向です。

  • 左に行くと神さまの世界

  • 右に行くと超人の世界

右に行きます。つまり、現状を超越する世界に毎日向かうのです。

注意

上記はニーチェの『権力への意思』の思想です。

しかし、これを曲解するとナチスになります。実際にユダヤ人虐殺は上記の思想を曲解して利用されました。

まとめ

貧乏音楽家はしょうがない、美しい、慎ましい・・・違います。
頑張って超越するのが、メチャクチャ優雅なのです。

貧乏音楽家の皆さん、音楽月収20万円以下の皆さん、心から応援しています!どうかあきらめないで!

津本幸司

以下の書籍宜しくお願い致します。


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