音楽と写真の対比について
音楽
私達が奏でる音楽は何も無い時間に価値を生み出すという魔法です。
写真
写真は動いている時間を完全に止めるという魔法です。
美的センス
私達音楽家はどのように時間に音を並べて行くかという美的センスが問われます。
写真家の方は日常の動いている時間の一瞬を芸術として成立させる美的センスが問われます。
2020年
2020年に衝撃的な写真集で衝撃を受けました。それがリアム・ウォン氏の「TO:KY:OO」です。
アジア系のイギリス人のゲームクリエーターの方が5年間カメラマンに転身して東京を撮影したのです。そしてこの色味を付けて芸術的に仕上げています。補色を使った美しい東京です。
分かりやすく言うとブレードランナーやレディ・プレイヤー・ワン的なサイバー・パンク的なカラーレーションです。
過去4年間で3冊買いました。すぐにボロボロになるんです・・・
2024年
このリアム・ウォン氏に影響を受けた若いフォトグラファーの存在を知りました。Junya Watanabe氏です。
このご覧になってわかるように影響を受けて、そのまま自身の世界にアップデートしておられます。写真集の中でもリアム・ウォン氏との対談が掲載されているほどです。
本屋でチラ見した瞬間、私は信じられない感性だと思い、大ファンになりました。
展示会
私は思い立ったらすぐ動く派なので、早速展示会を見付けて2024年11月7日に行きました。そして、ご本人にお目にかかって、上記の写真集をその場で購入してサインを頂きました。(ミーハーです)
私より18歳も下の32歳の青年ですが、非常に将来性を感じました。
帰宅して写真集を穴が空くほど3日間見ているとどうしても、彼に投資したくなりました。
また3日後11月11日朝に同じ展示会に行き、印刷した写真を7、8万円で購入しました。
投資の嬉しさ
私が11月12日が誕生日なので翌日の自分への誕生日プレゼントという名目での購入でしたが、ご本人もミニマリストの津本幸司が物質を購入するということに「大丈夫ですか?」と心配げなご様子でした。
しかし、私はどちらかというと「彼に万札を渡せた」という事実に非常に嬉しくなりました。
応援したくなる投資家の心理ってこんなもんです。
応援したくなる力
私も若い頃、このようにいろんな投資家の方から無条件での投資をしてもらい続けて来ました。私は自分に「応援したくなる力」が備わっていると実感していました。
引退した今ではこのサイクルに恩返しをする番です。
若い「応援したくなる力」を持っているアーティストに惜しみなく投資をしてゆきます。
皆さんも「応援したくなる力」を磨いてはいかがでしょうか?
津本幸司
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