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音楽家の資源不足対処法

資源

音楽家の資源とは

  1. 時間

  2. お金

  3. 技術

  4. 人脈

  5. 経験

  6. 管理術

の6個です。これが枯渇しているから、前に進めずに、音楽が単なる「趣味」になり、「労働」で時間が取られてストレスだらけの毎日になるのです。

対処法

対処法は上記の6個を以下の6個に置き換えます。

  1. 創造

  2. 決断

  3. 世話

  4. 好奇心

  5. 情熱

  6. 解決

「はいはい、きれい事ね・・・」と思った方は要注意です。

気持ちは分かる

お気持ちは分かります。お金の不足を、決断で対処って・・・そんなの根本の解決になってないだろう・・・それができれば苦労しない・・・と思うことでしょう。

全て自分の「感情」次第でどうにでもなると言うことです。

3つの考えること

その感情を整えるために3つの考えることがあります。

①何に集中すれば良いのか?
②これはどういう意味なのか?
③どんな行動を取ればいいのか?

以上です。

①何に集中すれば良いのか?

技術不足で壁にぶち当たっている時は、世話(ケア)をします。悪い技術の修正をするのか、不足している技術の習得をするのか、新しい技術を模索するのかを考えます。何に集中するかを考えずに(ケア)はできません。

音大受験生で多いのが、圧倒的な抑揚不足の演奏なのに、超絶技巧を身に付けようと頑張るような行為です。これは技術の資源不足を解決しません。

②これはどういう意味なのか?

例えば金銭不足で壁にぶち当たっている時は、決断で乗り越えようとします。今の金銭不足が「どういう意味」か考えます。金銭不足は「自分に市場価値がないから」なのか「行動していないだけ」なのか「市場を間違えている」のか「ユーザーに見る目がない」のかなどです。

今日本で流行のバンドでも、パプアニューギニアの漁村で勝負するなら「市場を間違えている」だけです。「自分に市場価値がない」のではありません。市場を変える決断をすればいいのです。この「どういう意味か」を考えずに対処すると資源不足を解決しません。

③どんな行動をとればいいか?

時間がないなら創造で乗り越えます。その時に自分には文才があると思い込んで、サラリーマン労働ではなく、書籍を書いて自費出版で売っても売れないでしょう。時間の無駄です。これは創造ではなくて、勘違いです。

次のステップが明確になっていないのは、取るべき適切な行動を考えていないからです。

高校三年生から2、3浪している子達で多いのは、がむしゃらに広く浅く勉強することです。これは日本のサラリーマン養成の洗脳に引っかかりに行くようなものです。音大に入っても、卒業前にリクルート・スーツを来て、サラリーマンになる就活をするハメになります。

まとめ

この記事では「6個の資源不足に、6個の対処法があり、3つの考えることをやるべき」ということを覚えておいてください。

公式LINEで7月14日まで無料面談あります。

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津本幸司(オフィシャルHP

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