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音楽家が若い芸術家から学ぶこと MYAF2024

MYAF2024

今年もMYAFに行ってきました。MAYFは若いアーティストが集まって出店して、自分で手売りするような企画です。藝大の後輩達もたくさん頑張ってます。さらに、食、音楽、衣服、アートを全て絡めるようなイベントです。

たくさん素敵なアートがありましたが、私が特に気に入った物を紹介します。

立体デザイン

構築美と曲線美のワイヤーのデザインはまるで神経の繋がりを感じるような印象でした。

グラフ

絵画とGDPの成長の棒グラフを並べるのは未来を担う方の発想だと思いました。

オブジェ

複雑なのに虚無感を感じるこの作品は色の配置が視点を誘導しずっと見入ってしまいました。

ゼンマイ

ただ自動で解放弦を弾くだけの装置ですが、立ち止まらない人はいない作品です。明らかにバンドをやっている人の発想だと思いました。

作品ではなく、作品を展示する壁です。とてもランダムに配置したようには見えません。なんとなくでこのカラーレーションが生み出せるのでしょうか、計算し尽くされているのでしょうか? 「おい、作品観ろよ」という出展者の表情に申し訳なくなりました。

肖像画

これなら買ってもいいかなと思いました。110万円でしたが、何分大きいんです。家にこれを飾れる壁がない・・・さらに既に買い手が付いていました。アーティストは藝大の後輩だそうです。

村山先生

なんで村山先生(40歳くらいの芸大の先生)の絵がこんな所に? と思うくらい普通に売っててびっくりしました。大きいのは100万円くらいでした。全部買い手が付いてました。そりゃそうですね。

写真

今年はこの顧剣亨氏が刺さりました。この写真の前で20分立ち止まっていました。

何も言えないです。

圧巻です。

1ピクセルごとに削除、保留、削除、保留という作業を繰り返し「デジタルで編み込む」という発想だそうです。

参りました。

さすがに糖質を摂るわけには行かないので手持ちの水だけでしのぎました。若い方は何食べても大丈夫でしょうから、ビールを飲みながら糖質や揚げ物を楽しんでいらっしゃいました。

音楽

お目当てのDJ SHOTA氏(面識はありません)の前に、Dr.Payという20歳のトラックメーカー兼ダンサーがいらっしゃいました。あのポテンシャルに満ちあふれた動きは翌日に登壇される三浦大知氏のように複数の才能を持った方だと思います。

まとめ

ここにいらっしゃるアーティストの中にはアルバイトで生計を立てながらアーティスト活動をやっている人がたくさんいます。例外的な有名人を除いては、ほとんどがそうでしょう。

この夢追いアーティストの気力をもらいに毎年来るのです。

完璧に感染しました。

音楽家の皆さん、人生をアートしましょう。

今日も元気にいってらっしゃい!

津本幸司

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津本幸司
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