音楽家が一度は読むべきマニュアル

2025年2月25日 08:00

良いことと悪いことの議論は別として、音楽家としてのブランディングとお客様の心理と、そして何よりもお客様へのアフターケアの大切さ･･････という意味で音楽家が読むべきマニュアルを紹介します。

頂き女子りりちゃんの男性をだます「恋愛マニュアル」です。

これは私達投資家仲間、音楽家仲間、FIRE仲間で集まって読みましたが、当時22歳くらいの女の子が書いたとは思えないくらい、あらゆる天才的内容が詰まっています。「この人大学何個卒業したんだろう？」というくらいです。

当然、嘘をついて騙し取るから良くないわけで、「おぢ（巻き上げるオッサン）」を「お客様」に置き換えたら、合法ビジネスです･･･というかマネしなきゃいけないことです･･･というか、銀行なんかその頂点で日本全国の庶民からお金を巻き上げてる詐欺集団ということになります。名称の違いだけです。

ライン交換を慣れない手つきでやるところから、悪の芝居は始まっているのですが、これは「ブランディング」そのものです。「私はこのような音楽家です」と誰が見ても分かるように細部にわたるまで仕掛ける（作り込む）わけです。

黒髪で淡い色の服を着て清楚系を装うのも、音楽家が衣装を着てステージに立つようなものです。

非モテの年収1000万円以下のオッサンを狙うわけです。言い方を変えれば「ペルソナ」つまり想定客を決め込むということです。音楽業界でも「F1(10代女性）をターゲットにアイドルグループを作る･･･」という感じで、必要な行動です。

クソおぢ（お金を出さないでやろうとするオッサン）をサッと切る行為というのは、私達でいうモンスター客をカットするのと同じです。良い言い方をすると人脈整理です。

りりちゃんのマニュアルで感心したのは、アフターケアです。このような形でなければ、理想的なアフターケアです。自発的に支払ったおぢにとってみたら「騙されて良かった」とすら思えるのではないでしょうか？

すごいのは「体系化」している部分です。当然詐欺なので違法にはなりますが、これだけのことを22歳で体系化できる人なら、出所して新しい事始めたら何やっても上手くいくと思います。

自分自身も音楽教材をたくさん販売していますが、アフターケアが足りているか、（頑張ってるつもりではいますが）不安です。アフターケアに金取ってるところも自分で反省すべきところかもしれません。でも、無償アフターケアし始めると行列ができるので不可能かとも思っています。色々考えさせられます。

多分、お金を出したオッサンで、恨んでる人いないんじゃないかなぁ・・・と思っています。

知らんけど・・・（関西人です）

津本幸司

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