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音楽家が限界を超える方法
限界状況
私達音楽家の「実存」というのは常に一定の「歴史的状況」に置かれています。常に、なんらかの争いの最中であり、議論の最中であり、苦悩の最中にいるのです。
この状況を「限界状況」と呼びます。
目覚める
この「限界状況」で「もうだめだ」と考えるのではなくて、この「限界状況」があるから、自分の存在が「今こうなんだ」「次こうなるべきなんだ」と超越できるのです。
交わり
それを自覚するには、同じように自分の「実存を限界状況が成長させてくれる」と考えてくれる人と交わる必要があります。交わるというのは、関わるという意味です。
そうすると、その人との差異が見えて、自己の在り方が確認できます。
方法は闘い
交わりにより「相互承認」するという美しい言葉よりも、良い意味での「闘い」の方が早いです。何も殴り合う必要はありません。少し上の人から「現状のその人と、自分との違いがなぜあるのか?」を考えさせてもらうのです。
これは強力な自己成長に繋がります。
チャンスはその瞬間
チャンスはその「自分が相手よりも下にいると感じた時」です。これが高みにに持ち上げてくれる原動力となるのです。
挫折はもっとチャンス
挫折をすると大いに落ち込みますが、これは上記よりもチャンスです。自分で「こうあるべき」という姿と、「限界状況」の差異を確認することができるので、手っ取り早いのです。
だから
だから私達音楽家は大人になっても勉強し続けているのです。そして、新しい事に挑戦し続けているのです。そして挫折しても立ち直って成長していけるのです。
私のクライアントやセミナー受講生には私が「闘いの相手」となるように上手くコントロールしています。だから、これだけ多くの音楽家が現状を打破し、過去に考えていた限界を超えて、考えられないような成果を成し遂げているのです。
50代の初心者がプロになったり、専業主婦がデビューしたり、サラリーマンが引っ張りだこのスタジオ・ミュージシャンになったり、フリーターの女の子がミュージカルの主役になったりするのは、この仕掛けがあるからです。
まとめ
これは音楽哲学セミナーで詳しく述べる「実存主義」の中のヤスパースという人の理念ですが、自己成長には使い勝手がいい思考方法です。
私個人は「神」という言葉や存在を音楽哲学から排除する派ですので、少し相違点はあるのですが、詳しく利用方法をお知らせし、「闘い」ます。
7月には募集が始まると思いますが、その前に先行情報だけでも取り寄せておいてください。いつも通り5分で満席になると思います。
準備する必要はありませんが、来ない方は以下をご自身で読んで解釈してください。タイトルに騙されないでくださいね。これは教科や科目としての「哲学」ではなくて「実存哲学」を意味します。その前提知識はキルケゴールからどうぞ。(セミナー参加者の方はなにも予備知識なくても大丈夫です。こんな本読まなくても大丈夫なように当日ダイレクトに抽出成分のみインプットしますので、ご安心くださいね)
最後までお読み頂きありがとうございます
津本幸司
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