火星年代記

レイ・ブラッドベリ、小笠原豊樹訳作品をオーディブルで聴き終える。
中学生の頃だから70年代半ばに初めて読んで、その後も何度か目を通しているんだけど、プロットはほぼ忘れていた。地球から移住してきた家族が火星人だというラストは印象深く残っているのだけれど。
70年代当時は2030年なんて遠い未来のことだと思っていたが、今私は現実としてその未来に暮らしているのだ。惑星の研究も進み火星探査機のインサイトは毎日のように画像を送ってきてくれるようになった。
火星人がいて運河もあって砂船が走っているという景色は牧歌的だか、それでも今聴いても古びていないなあと感じ入ることも多くて没頭してしまった。
華氏451度もラインナップに上がってきたので次聴いてみよう。

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