クラッシュ CRASH 4K無修正版
1996年 カナダ
監督がクローネンバーグ、原作J•G•バラード
このコンプライアンスガチガチの今、よく公開上映できたなあ。
冒頭から始まり全編の80%以上を占めるという性描写はさて置くにしても、何度も出てくる煽り運転シーンはどうなのよって思ってしまう。
正直、観終わった後とても疲れました。
自分自身が運転しなくなったからか。若い頃は酒飲んでビュンビュン走ってたけど、その頃観てたら印象も変わっているのかもなあ。
「ワイルド•スピード」シリーズのおバカ感ならまだ救われるんだけどとも思った。
原作文庫本は持ってるので時間がある時にもう一度繰ってみよう。
今回の修正版公開に当たってのコメント映像の中で、96年発表時にJ•G•バラードがインタビューに答えて「一番いい鑑賞方法は時速100マイルで走行する車の中だ」と言ったとクローネンバーグ監督が漏らしているが、技術的には可能になっていますね。
以下メモ
「自動車事故は破壊的でなく生産的な出来事だ、性的エネルギーの解放なんだ」
「全てのモラルを破壊して、欲望は衝突する。」
「カー・クラッシュ・マニアの会」
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