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美しさと幸福を生み出す唯一の方法。

こんにちは。
ひがしあすかです。

2022年4月2日。
最終日の前日に何とか訪れることができた
特別展「ポンペイ」・東京国立博物館

さっと、スマホを見たら827♡
ネットでの事前予約が出来ず。朝から頑張って並べば入れるかもしれない!と。
嬉しすぎる瞬間!
お天気も良くて、そんなに寒くなかったし、本当に恵まれていたな。
終わりかけの桜を眺めながら至福のひととき。
こんなにゆっくりしたことなかったな…
芸術的すぎて震える。
黒曜石は火山岩の一種。別名、天然ガラス。
何色のインクが入っていたのかなぁ…
欲しい♡
きっとこれを見るために導かれた気がします。
また、生きている間に、新しい発見などあれば嬉しいなぁ。
そう、美術館や博物館に並んでまで行ったのは、これが初めて。かな?
ぜひぜひ、お近いところで♡

https://pompeii2022.jp/

西暦79年8月24日。
イタリア南部、カンパニア地方にそびえるヴェスヴィオ山の大噴火により、一昼夜にして火山灰の下に埋没してした、ポンペイ。

12年前の2010年、に横浜美術館で開催された「ポンペイ展」へも訪れていたのですが、当時はあんまり写真を撮る習慣もなかったですし、頭の中の記憶だけ。


ここ、一年ほど、毎週金曜日に放送される中野裕弓先生のラジオ番組、DJ  ROMIを欠かさず聞いているのですが、その中で、初めて知った言葉があるのです。それは…

メメント・モリ

「メメント・モリ」というステキな音の響きと、意味に、とても共感していたので

まさか、ポンペイ展で「メメント・モリ」にであえるなんて、驚きでしかなかったのですが、導かれて、全て必然。納得。納得。

こんなことを思い出しました。

まだ、20代の頃、どうして生まれてきてしまったのだろうと、未来への希望など何もなく、絶望感のなか嘆いているばかりの日々。

人は生まれた瞬間から死に向かっている。

今、わかっていることはただ一つ。
確実なことはこれだけ。
どんな人であろうと
誰でも平等に「死」は必ず訪れる。

自ら死に急がなくても、やがて、その時はくる。


突きつけられた「死」から、「どう生きるのか」
「死」を意識すること、見つめること

「今この瞬間を大切に生きる」

「本当の自分の人生を生きる」

今に繋がる人生が始まりました。

強烈に死を意識することから生き直しを始めたあの日。


当時は今ほど気楽に物事を考えることは難しく、むしろ、考えれば考えるほど深刻に深刻に自分を追い詰めていました。

感じるよりも行動するよりも、考えることを優先し(もちろん無意識)心ここに在らず。

しあわせだと思うことは皆無に等しかったです。

でも、確実にあの日から何かが変わり始めました。

人生は、いつ、何時、何が起こるかなんて誰にもわかりません。

ポンペイが、まさか、あのような形で一昼夜にして埋没してしまうなんて、誰が想像したでしょうか。

しかし、時を超え、大切なメッセージを送ってくれているような気がします。

「死」を見つめたときに、より一層きらめく「生」


「死」とはきっと温かく優しく穏やかで一番愛に溢れているものかもしれません。
自然な死であるならば忌み嫌われるものでなく、祝福されるべきものなのかもしれません。

愛する「死」に向かう道中、わたしたちに出来ることは何でしょうか。

あなたが一番大切な人は誰ですか?

ゆっくり深呼吸して思い浮かべてくださいね。

その人と、今、この瞬間を楽しく、笑顔で、気楽に、ゆるやかに、過ごしましょう。

自由に軽やかに。


私たちは「今」という時にしか生きることができません。

「今」を輝かせながら充実させて生きること

それが美しさと幸福を生み出す唯一の方法。

こんなところにもメメント・モリ

これ…ミスチルの「花-Mémento-Mori-」1996年4月10日に販売されたみたいだけど、全く気づかなかったし、きっと、当時では、全く意味も分からなかったよね…

そして、今、ちょうど夢中になっている(最新刊が楽しみです♡)二ノ宮知子先生の漫画・七つ屋志のぶの宝石匣(14)に「モーニングジュエリー」《朝(morning)ではなく喪(mourning)》故人を偲んで喪に服する時につけるジュエリーで頭蓋や棺のモチーフが使われたメメント・モリ ジュエリーが描かれているんです。

これは3巻ですがメメント・モリ ジュエリーは14巻に登場しますよ。

あなたが最高にしあわせな時を過ごしてますように。
最後まで読んでくださってありがとうございます。

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