サウナ×ハードル
こんにちは、サウナが程よく好きなタゴです。
「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。
今回のテーマはサウナ×ハードルです。
前回、サウナに入らない人目線で考えると、サウナ体験には大きく2つのハードルが立ちはだかっているということが分かりました。
ハードル①
サウナ熱いけどいつまで入るの?という不安
ハードル②
水風呂冷たいけど本当に入るの?という不安
です。この2つをクリアしてもらわないとサウナを知ってもらえたことにはならないでしょう。
そして、
サウナ好きな人の「おーい、こっちへおいでー天国だぞー」
という声に魅力を感じないというのも、知らない人がサウナに入る理由を作れない原因だと書きました。
今回の主旨は「サウナは自分を一歩ずつ育てていくものだ」です。いきなりサウナマスターな人はいません、安心してください。
サウナという構造は、サウナを知らない人が2つのハードルを超えるメリットが感じられないし、ハードルがめちゃ高いんです。(命の危険!とか言って避ける人も中にはいますよね)
ここで、ぼくは1ヶ月弱ずっと、サウナのメリットを語りかけて来たわけですが、ハードルの正体と超え方についても語ります。
まず基本的にサウナ体験は
サウナ→水風呂(冷却)→休憩
のスリーステップです。工夫は自由にいくらでもしていいです。
ハードル①「サウナが熱いけど、いつまで入るの?」という点ですが
「もう無理だなー」というところまでです。
日常でそこまではしたくない…という人は、無理だなーまで行かなくていいです。熱かったら出てください。
え?10分とか入るんじゃないの?
と思った人は騙されてます。別に何分入るかは大事ではありません。お料理じゃないので。
出たい時が出る時です。身体が教えてくれます。あー出たいなと思ったら出ましょう。
出ると、どんな気分になるでしょう。
「はっ、熱さや息苦しさから解放されてちょっと心地よい」
と思うはずです。これがサウナの喜びの種です。もし、もっとあなたが少し長く入っていたら、出た時に「フゥ〜あつかったー」となります。
さらに長く入ったら、
「プハーーー、外の空気気持ちいい」
となります。
そして、当然の流れとして身体が熱いから冷まそう、となるわけです。(夏にアイスを食べたり、プールに行くように)。
これが水風呂です。
ハードル②「水風呂冷たいけど本当に入るの?」
実は、この水風呂は、現状で多数にとって最も合理的な手段というだけで、マストではありません。雪で冷やしたり、外気の冷たさでクールダウンする流派もあります。
とにかく、手段にこだわらず、熱さを冷ますステップを欲します。
この「熱さを冷ましたい」という欲求は、熱ければ熱いほど大きくなります。すると、水風呂でも雪でも飛び込めるようになってくる。
だから、初めは水風呂じゃなくて、冷シャワー浴びてみようかなでいいんです。サウナでそこそこ温まったくらいなら、それで、充分です。
そしたら少し気持ちいいなが味わえます。この気持ち良さを大きくしていきましょう。育てるんです。
さっきよりも長くサウナに入り、さっきよりも冷やす。この温度のギャップが大きくなると、さらに気持ちよくなります。
こんな感じで、サウナ体験はステップアップしていきます。
この水風呂に入る、という体験は一種の通過儀礼のようなものです。入れば見える世界は変わります。えいや!という思い切りが必要ですが、なかなか難しいのも事実です。
まずは小さな一歩でいいんです。冷たいシャワーを浴びれたら、すごいことですね。今までできないことを、チャレンジできたのだから。
水風呂に片足が突っ込めたら達成だし、両足入れて少し水風呂の中で立っていたら大成功。そして、お腹まで水風呂に浸かり、肩まで浸かるようになります。ここまで来たら自分に革命が起きています。
ちなみに、肩まで浸かるを経験すると、今までに味わったことのない魅力に出会います。次のステージです。肩まで浸かるは、冷シャワーでは補えない、なんじゃこりゃー、な体験になります。
まずは、サウナに一歩、水風呂に一歩でいいです。少しずつ育てていきましょう。一歩入れたら、「やったね!君ならできる」と背中を押しますので、教えてくださいね。入れば必ずプラスになるのは約束します。
では良いサウナを!