ブロックチェーンでなくてもよかった。後悔はしていない 2022-05-16..22 のふりかえり
Mon 2022-05-16
W社のプレゼンの準備をした。スライドが多すぎる。練習をしながら、余計なスライドを消していった。
Tue 2022-05-17
W社のプレゼンをした。プレゼンをするのは久しぶりなので、緊張で汗をかいた。何度か練習したおかげで、とどこおりなくできた。質疑にも答えられた。ポジティブに受け取られたという印象はある。だが、油断はできない。「こいつしょぼいな」と思っても、面接官は出さないから。
おそらく最後の面接のはずなので、あとは待つだけ。
星々ワークショップの設定を少し進めた。
Wed 2022-05-18
T社とのオファー面談。予想より条件がよくて驚く。結論を出す前に、一緒に働く人たちと話したい、と依頼した。
SF創作講座 #2 梗概に対するフィードバックを総合すると、設定がしょぼい、に尽きる。センス・オブ・ワンダーとして知性の誕生を入れてみた。世界設定は変わらないけれど、話の流れは変わった。明日の午前、遅くとも日没前には終わらせたい。
Thu 2022-05-19
SF創作講座 #2 梗概がだいたいできた。またもや最後に大幅な変更してしまった。このプロセス自体がよくないと思う。エンタメ度は上がったと思う。明日提出する。
SF創作講座 #1 実作の修正。印刷して、赤入れして。その後、パソコンに入力するのに時間がかかる。物理的なセットアップが悪いのか。もう一回、がんばって二回が限度かな。
Fri 2022-05-20
T社の将来の同僚となる人たちと、ビデオ面談。いい人たちだし、仕事もやりがいがありそう。
SF創作講座 #1 実作と、#2 梗概を提出した。
Sat 2022-05-21
星々ワークショップに参加。今回は講義のボリュームが多くて、物語設計のステップや考え方を教わった。それを踏まえて。
SF創作講座 #1 実作の振り返り。まず、プロセスの初期に文章を書き始めたのは、失敗。シーンを書き換えるとかの手戻りが多すぎた。これには要因がふたつある。
文章に落とすのが早すぎる、という問題。人に見せるために焦って文章にしたけど、ゴミみたいな文字列を書き出しただけだった。大工仕事に不慣れな人が、いきなりのこぎりを引くと、ゴミを出してしまう。プログラミングに慣れていない人が、いきなりコードをタイプすると、ゴミのようなコードができてしまう。そういうことだ。
もうひとつの要因は、解像度を上げていく段階で、ステップがひとつ抜けていること。
という順番で、解像度をあげていく。でも、これじゃないんだと気づいた。
が、適切ではないか。これまでは、物語が進む粒度と、それを構成する場面をごっちゃにしていた。
SF創作講座 #2 梗概のふりかえり。私には、いったりきたりのイテレーションが必要だと確信した。
多次元的に見ながら、ちょっとずつ修正していく必要がある。
人物や物語世界の変化と、センス・オブ・ワンダーの強度を上げる必要がある。
特定の設定や人物の行動に対して、まわりや世間がどう認識、反応するか、というのを意識する必要もある。
こういうったことを、私は、抽象度を上げたり下げたりしながら、調整・検証を繰り返す必要がある。たぶん慣れていると一気にできるんだと思う。
Sun 2022-05-22
梗概を出して、時間がたって感じること。ブロックチェーンを題材にしていて、これにちょっと自信がない。
ブロックチェーンは単なる分散台帳である。で、その上のレイヤーに仮想通貨があったりする。今回の設定では、法定通貨を仮想通貨にする。物理世界で貨幣に対応するのが、デジタルウォレットの UXTO (unspent transaction output) となる。で、ウォレットを提供するのは、原理上誰でもいいんだけど、現在の日本で資金移動業を営めるのは、銀行あるいは、銀行に相当する審査をうけるノンバンクになる。なので、物語世界では、銀行が銀行口座とはひもづいた形で、でも、別のものとしてウォレットを提供している。
物語におけるバグは、ブロックチェーンにはない。ブロックチェーンより上位レイヤーのウォレット側にバグがある。JPEGみたいな圧縮ファイルを、ウォレットで展開したときに使用メモリが大きくなって、ブロックチェーンを利用するコード領域が侵される。
電話回線は正常だが、FAXレイヤーにバグがあった。HTTPレイヤーでは正常だが、HTMLファイルに不備があった。ブロックチェーンには問題ないが、ウォレットにバグがあった。
だからこのバグは、他行のウォレットには直接影響しない。他行のウォレットは別の実装だからだ。
という説明を、梗概の外に書く必要がある、という時点で、設定が複雑すぎる。構造としては、全銀ネットワークを利用する送金アプリエラーだけで成立するし。
午後から(これから)は、家の模様替えをする。猫のために。