シニア健康法 ノルディックウォーク
4月6日(土)、高齢者施設の運動指導員の指導の下、マッサージバーを使って筋肉をほぐした後、ノルディックウォーキングポールを使いながら、近くの祖師谷公園にお花見に行きました。最初のうちはポールをつくテンポがぎこちなく、妙に手に力が入ったりしましたが、慣れると歩きやすかったです。自然と背筋が伸び、腕を振って歩くことができます。大股で歩いたり、スピードを早めたりできるので、運動強度を上げることも可能です。
ですが、私はたちは高齢者の団体行動。他の歩行者や自転車に注意しながら、ゆっくり歩きます。途中にあった「紫水園」さんの見事な植木に感心したり、仙川の鴨や鯉を眺めたり、駒沢大学野球部の練習を見学したり、早々前には進みません。様々な発見とおしゃべりを楽しむのです。
祖師谷公園の桜は見事でした。仙川沿いにしだれ桜がトンネルを作り、様々な桜が咲きほこっていました。素晴らしい景色。混雑は大したことなく、穴場です。気持ちが高まるお花見散歩となりました。
雨の日が続いた谷間の土曜日、天候に恵まれました。桜の開花・満開の時期が遅れたおかげで、このイベントの日は満開でした。ダブルで運がいい!
天気と自然の恵みに感謝感謝です。
祖師谷公園は広大な公園で仙川沿いの遊歩道は広く歩きやすいので、今後も頻繁に訪れる散歩コースとなるはずです。
ノルディックウォークはフィンランドのクロスカントリーの選手がおこなっていた夏場のトレーニングのひとつです。雪がない夏には通常のトレーニングができないので、体力維持と筋力強化の目的でポールを持ってランニングやウォーキングを行っていたとのことです。1997年の春、専用のポールを使用し、より簡単な健康運動として紹介されたのがはじまりと言われています。
主な利点は、
通常のウォーキングは下半身中心ですが、ノルディックウォークは両手にポールを持つことで下半身だけでなく、上半身(腕や背中)の筋肉も使用する全身運動です。
ポールを持つことで前屈みにならず、背筋を伸ばして歩くことになります。
2本のポールを使うため、足と合わせて4本の支柱で体を支えることからバランスを取りやすくなり、転倒しにくくなります。
ポールが体重の一部を支えるので、足や腰への負担が軽減されます。足腰が弱っている方でも楽しめます。
高齢者にもお薦めの運動です。