試験勉強⑤
■最大酸素摂取量の説明
・だんだんと運動強度を増加させていくにつれて消費される酸素の量も増加するが、運動強度をさらに増加させても酸素消費量が増加しなくなったときの酸素摂取量のこと。
■無酸素性作業閾値の説明
・口を閉じたままでは息苦しく感じ始める運動の強さ。
・会話は可能であるが、長く話続けることはできない強度
・歌を歌い続けることができなくなる強度
■人間の体水分について
・成人男性の平均は体重の約60%、女性では約50%が体水分である。仮に成人男性の体重が60kgであるとすると、その60%が水分であるから、体水分量が36kgとなる。このうちの40%が細胞外液であるから、約14.4kgとなる。そして管内液が10%であるから、3.6kgとなる。よって3.6kg÷60kg=6%となり、体重の6%が管内液であることになる。ちなみに体重の7~8%が血液量と示されていることがあるが、血液は水分以外の成分も含まれている。
■血液に含まれているたんぱく質について
・アルブミン:血液の浸透圧を調節する、血液に溶けにくい脂肪酸などを包んで血液中を運搬する、PH(酸性・アルカリ性)を調節する、各組織へアミノ酸を供給する、などである。
・フィブリノーゲン:繊維状タンパク質で、出血した際に、血小板とともに血液を凝固させ、止血する役割を担っている。
・グロブリン:アルブリン同様、血液に溶けにくい物質をくるむ働きもするが、抗体として免疫機能を発揮することである。