力学的パワーについて
■筋力が高いほど、パワーは大きくなる傾向にあるが、その分骨格筋量が増加し、体重が増加するため、高跳びの能力はあまり増加しない。つまり、筋力を高めたとしても、必ずしもパワーが増加するとは限らない。
■仕事量が同じでも、パワーを計算する際に必要な時間の情報がなければパワーは同じと断定できない。
■パワーは単位時間あたりになされた仕事量のことである。仕事量とは、力(重量)と移動距離の積のことである。
■重いものを動かすときほど、動きの速度は減少するので、必ずしも「パワーも増加する」とは限らない・
■スピードが速くても、体重がかるければ、必ずしもパワーが高いとは言えない。
■国際的には仕事量は「J」で表すことになるので、パワーの単位はJ/Sで表すことになる。
■外的パワーは、物、または対戦相手を動かそうとすることであるため、筋力(筋量)を増加させると外的パワーは増加する。
■体幹に大きなエネルギーを与えているのは、脚である。