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EDUCATION×CAREER TALK 目的意識で変わる教育キャリア 〜学校と企業を経験して見えたこと〜

皆さんこんにちは!Teach For Japanのキャンパスアンバサダープログラムに参加させていただいた、大正大学3年の角田凌です。

今回は、Queensland大学2年の古川颯真さん、城西大学3年の見澤理沙さんと私の3人で企画・運営した「目的意識で変わる教育キャリア~学校と企業を経験して見えたこと~」(2020年12月5日開催)というイベントのレポートを書かせていただきます!

今回のイベントでは、大学卒業後ベネッセコーポレーションに入社し、その後教員として学校現場で教育に携わり、現在も戸田市の小学校で活躍をされている小林湧さんをゲストにお迎えしました。民間企業と学校、それぞれでできる教育へのアプローチの仕方や、教育業界でのキャリア形成についてお話をお伺いした後に、参加者のみなさんと小グループにわれてディスカッションをしました。

目次

1.私たちの抱える悩みとイベントへの想い
2.イベント当日の様子
3.参加者の方々からの声と振り返り
4.3人のコメント

1.私たちの抱える悩みとイベントへの想い

今回のイベントを企画した私たち3人は、ある共通の悩みを抱えていました。
それは、

「教育に興味があり様々な活動をしているけれど、どの選択肢が、どんなキャリアが自分に最適なのかわからない。」

という悩みです。

教育が行われる場所は学校だけではなく、塾や学童、フリースクールやNPO団体など数多くあります。その中で自分に合った場所はどこなのか、どこに行ったら自分のビジョンや目的を達成することができるのか。
自分たち以外にも同じような悩みを抱える学生は多いだろうと考え、民間企業も学校現場も経験し、その両方で教育改革をしてきた小林さんにお話をしていただくことで、イベント参加者のみなさんが、将来自分がどのようなキャリアをたどるのかを考えるきっかけにしてほしいと思いました。


2.当日のイベントの様子

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本イベントはオンラインでの開催ということで、日本全国各地からだけでなく、海外からもご参加いただき、合計で20名以上の会となりました。。

イベントの前半では、登壇者である小林さんに、これまでのご自身の経験をもとに、教育分野におけるキャリア形成についてお話していただきました。そして後半は、小林さんのお話をより深く自分の中に落とし込んでもらうために、私たちが事前に設定した三つのテーマについて参加者同士でグループディスカッションをしてもらいました。

教育学部以外にも経営学や建築学など様々な学部から参加していただきましたが、「教育におけるキャリア形成」という共通のテーマに興味を持つ方が集まり、ディスカッションの時間は大盛況となりました。

このイベントを通して小林さんは、キャリア形成における重要なことは、①自分が何をしたいのかvisionを持つこと、②そしてそれを形成するには自らアクションを起こし続けることだ、と伝えてくれました。小林さん自身、学生時代から様々なことにチャレンジする中で、自分が何をしたいのか明確にした、と語られていました。
実際、小林さんは「自分の力で所属コミュニティを変えていける人になってほしい」というビジョンを持ってTFJのフェローとして学校に赴任されましたが、これは前職の民間企業で働いていた際に、学校現場によく足を運び、子どもたちと話したという経験があったからこそ得た考えだそうです。
私達CAも一参加者としてお話を聞いていましたが、自身で得た経験こそが最大の武器になるんだなと強く感じました。

3.参加者の方々からいただいた声

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参加者の方々からは、以下のような感想をいただきました!
自分の目的に対する新しいアプローチの方法を学ぶことができ、様々な違うバックグラウンドや価値観を持っている人との交流が興味深かった。
教育に携わる=教育業界だけでなく企業や地域、家庭との連携も視野に入れたものにしていく必要があると思いました。もっといえば国単位で改革が必要だとも感じました。
さまざまな経験から得た異なる視点での学校支援について意見交換ができとても有意義だった。義務教育だけでなく教育支援の方法が自分が思っているよりたくさんあることを知った。
周りには教育について語れる仲間が余りいないので、こういった場所で教育について同じ大学生と話せてとても嬉しかったです。本日はありがとうございました!民間の企業からのアプローチを考えていましたが、学校教育の中からの改革も面白そうだな、と視野が広がりました。


4.イベントを終えて

 今回のイベントで教育に携わるという事にも様々な形があり、学校や民間企業はもちろんその他の場所でもそれぞれの場所にあった教育の形というものがあると感じました。自分自身も将来、教育に携わりたいと考えているので、自分にできる教育は何かということ、そして、その教育をするのにあっている場所はどこか、ということなどをより深く考えるきっかけになりました。(見澤 理沙)


 今回のイベントを通して、キャリア像を立てるには自らアクションを起こす必要性を強く実感しました。というのも、私自身が民間教育か公教育のどちらに進むか悩んでいたのですが、イベントの企画や運営を通して出会った大人の方や仲間たちと関わる中で自分がどこに進みたいのかだんだん見えてきたからです。登壇者である小林さんも自分と向き合い、チャレンジし続けるからこそ見えてくる道があるとおっしゃっていました。自分がどういう人間でいたいのか、明確にするためにも今後も新たなチャレンジを続けていきたいです。ありがとうございました!! (古川颯真)
 

『「教育」という分野1つをとっても学校以外にも様々な選択肢がある。』
このことを改めて強く感じるイベントになりました。僕自身がどのキャリアをたどれば自分のビジョンを実現・達成できるか悩んでいましたが、選択肢の量はもちろんのこと、どれだけ目的意識を持って「今」行っていることに真剣に取り組むことができるのか考えるきっかけになりました。

自分のキャリアを歩んでいこうと思います。また今回は初めてイベントを実施させていただいて主催者・参加者の両方の目線からイベントを企画することができました。本当にたくさんミーティングをして徹底的に話し合い、妥協ではなく納得をもってこのイベントを運営することができたと思います。始めから最後までとても楽しかったです!りっちゃん、ふーちゃん、池田さん、小林さんありがとうございました!!(角田 凌)

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