熟語&慣用句リストが100に到達しました

去年のこの時期くらいからコツコツ書き溜めていた熟語(&慣用句)リストが100語に到達しました。
小説の一文からはじまり、文字変換で偶然出た語句まで様々です。

普段我々は難解な単語を文脈と漢字の字面だけで読みがちですが、意識して集めると思いもよらぬ発見があって面白いものです。

前回書いた50語(リンク)分も含めメモをそのまま載せようと思います。

逡巡の果て
のっぴきならぬ
淫蕩な声
余燼(よじん)
遊びたい盛り
のべつ幕なし
生生流転の世界
捲土重来(敗れたものが勢いを付けて巻き返しに来ること)
さすがのドクターKもかたなし
乾坤一擲(自分の運命をかけるような大仕事、大勝負をすること。)
目を側(そば)める(怒りを込めて横目で見ること)
敵愾心(てきがいしん)(敵対心のこと)
相貌(そうぼう)(見た目のこと)
只管(ひたすら)
収斂(しゅうれん)(縮むこと)
宝者、宝息子(たがらもの、たがらむすこ)(人前にお見せできないほど恥ずかしい人・息子。宝石は人前に見せないことからの皮肉。母から聞いた言葉だが本来はおもに宮城〜岩手の方言らしい。)

麝香(じゃこう)(ジャコウジカから取れる香料)
→麝香でも撒き散らしているみたいに(都市と都市168P)…自分の縄張りを主張することをこう喩えている。

水禽類(すいきんるい)(鴨のこと)
幸薄き(さちうすー)
噯気(あいき)(げっぷ)
痛み入ります(おそれいります)
医は仁術
銃眼(じゅうがん)(城壁に設けられた、銃で狙いを定めるための穴)

恰幅のよい
味蕾(みらい)(舌のつぶつぶのこと)

先立つものがない(金がないこと)
火線(かせん)(銃弾が飛び交う最前線のこと。弾の軌跡そのものとして使うのもよいと思う)
雌伏(しふく)(将来に活躍の日を期しながら、他の下に屈従すること。)

あちらを立てればこちらが立たず

耽美(たんび)(美を最高と捉え、思いふけること。→耽美主義)
耽る(ふける)

ブッシュネルの法則(覚えるのは簡単だが、極めるのは難しいものがよいというゲーム開発の格言)

カラビナ(あのベルトに引っ掛けるフック)
五月雨式(ものごとが断続的にだらだら続くこと)
濡潤(じゅじゅん)(濡れていること)
湿潤(しつじゅん)(しめっていること)
誰何する(すいか)(誰なのか呼び止めて問いただすこと)
屍山血河(しざんけつが)(死体が山のように積み重なり、血が川のように流れている様。エルデンで有名になった言葉のようだ)
名状し難い(めいじょうしがたい)(「なふしがたい」は誤りのようだ)
兼役(かねやく)
屋上屋を架す(おくじょうおくをかす)(屋根の上にさらに屋根をかけたところで仕方がないように、重複して無駄なことをするたとえ。)
馬匹(ばひつ)(馬そのもののこと)
気ぶる(きぶる)(気が触れること、昂ること。ネットスラングのようだ)
胡乱(うろん)(うさんくさいこと)
口腔(こうくう)(口裂から咽頭に連なる器官。)
閘門(こうもん)(運河にある、水位の違う川を繋ぐ施設。船が浮かび上がったりするあの施設)


越野尾区(こしのおく)(宮崎県西米良村大字越野尾のこと。クソ田舎。誤変換で知った)
朴念仁(ぼくねんじん)(無口で無愛想な人のこと)

指小辞(ししょうじ)(感情的に「小さい」「少し」といった意味を表す接辞。「小ぎれい」「小汚い」の「小」のこと)

虫豸(チューチ)(小さな虫のこと…らしい。躊躇の誤入力で知った)
輜重(しちょう)(軍事物資の補給のこと。兵站の一側面)
仕手(して)(物事をする人。やりて。刺客という意味にも使える)
錚々(そうそう)(優れた者たち。「錚々たる」を単品でも使える)
粘稠度(ねんちゅうど)(ねばって濃いさま)
深沈たる(しんちんたる)(おちついてどっしりしているさま)
呆然自失する(ぼうぜんじしつ)(呆気に取られて気が抜けること)
うりざね顔(端正な顔つきのこと)
駕籠(かご)
疾駆(しっく)(早く走ること)
茫乎(ぼうこ)(あっけにとられている様)
光芒(こうぼう)(一閃の光。流れ星)
狼狽動顚(ろうばいどうてん)
帰趨(きすう)(行き着く先のこと。結局のところ。)
凛然(りんぜん)(寒さが厳しいこと)
燦然(さんぜん)(きらきら輝くこと)
傍杖(そばづえ)(とばっちりのこと)
丸い玉子も切りようで四角(ものの言い方で捉えられ方が変わること。角が立つ言い方に気をつけようと言うこと)
嚆矢(こうし)(ものごとの始め。)
下卑た(げひた)
飛ぶ鳥落とす勢い
ロジャー・バニスター効果
八字立ち
傅役(もりやく)(主君の息子を養育する係)
横臥(おうが)横向きに寝ること。
聞きしに勝る
花曇り
恣(ほしいまま)
芳名帳(ほうめいちょう)冠婚葬祭で参加するときに名前を書く奴
辣腕(らつわん)テキパキ仕事できること。敏腕に比べてガサツなニュアンス。
梃子摺る(てこずる)
買弁(ばいべん)…中国の租界で外国資本と結んで成長した商人。
寛ぎ(くつろぎ)
一挙手一投足
遁走(とんそう)逃げること
憔悴する(しょうすい)
笞(むち、しもと)
僥倖(ぎょうこう)稀に見る幸せ
陥穽(かんせい)落とし穴、罠、計略
粗朶(そだ)雑木から取った枝。
潰走(かいそう)戦に負けて隊が四分五裂になって逃げること
一粒種(ひとつぶだね)最愛のただ一人の息子。
檜舞台(ひのきぶたい)晴れ舞台。
茫然自失(ぼうぜんじしつ)我を忘れて呆然とすること。
憤懣(ふんまん)やるかたない…どうしようもなく腹が立ち、立ち直れない気持ち。
四囲(しい)まわり。
塁を及ぼす…迷惑をかけること。
結跏趺坐(けっかふざ)…大仏みたいな座り方のこと
鬯(においさけ)…鬱金草の酒のこと。
分別盛り(ふんべつさかり)…経験・知識が豊富な人(=中年)のこと。分別付いてる(はずの)オッサン。

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