折り返し(20230618vs湘南)

2023年6月18日ルヴァンカップ第6節湘南ベルマーレvs川崎フロンターレ@レモンガススタジアム

ダメだこりゃって思ってしまう前半の前半。
追いつけなかった前半の後半。
またお前か！ってなった後半の前半。

どうやって追いつくのかな、またこれでギブアップなのかな、と思ってしまった

スタメンが試行錯誤しながらもこじ開けられなかったゴールマウスをぶち抜いたのは途中投入の3人

始めに言っておくとサブ組が決めたからスタメンのチョイスが間違ってたとか、「スタートで出られない悔しさからガムシャラに」ってコメントからスタメンが手を抜いてる的な論調は大っ嫌い。

正しいタイミングで正しい選手をチョイスしたってことで監督の、チームの、勝利だと思ってる。

言葉よりもわかりやすい樹のゴール

話を戻すと、
樹のミドルは自身の投入からのタイミングも、ゲーム全体の時間としても最高だった。
さぁこっからついて来い！と雄弁に語るゴール。
樹らしさ全開のタイミング素早く脚の振り。
決まったことだけ確認したらすぐに戻り味方を鼓舞する目と姿勢。
あ、いけるかもしれないって気持ちにさせてくれるのが樹のゴール。

ほんとにいつも思うけどスター集団でキャプテンマーク巻いてただけのことあるよね。降格を経験したキャプテンってよくはないんだろうけど、それを確実に自分の経験値として積み上げてる。それが樹だなと思う。
同い年の同じ大卒だけどまるで自分と格が違う。
樹見てるとほんとに頑張らないとと思う。

シンにしか決められないゴール

2点目はシン。入るなりチャントともにプレスをかけるのはもうシンの十八番。
ロングフィードから一度崩されつつも走り抜き、ほんとに見えたんか？って体勢からシュートを突き刺した。
こちらもシンにしかできないゴール。
多分見ていた全員が鹿島戦を思い出したし、これは勝てると思った。

もう十分ヒーローなんだけど、次は決勝点を決めてヒーローになってね。

打ったら入るのが大弥のゴール

試合を決めたのは大弥。カップ戦でゴール決めがち。
樹とシンが「コースが見えたからそこに打つだけだった」と答えているのに対してこちらは「打ったら入った」と答えているのがなんだか面白い。

カメラ覗いてたから入るなんて思わなかったし、相手に当たって画角から消えたから後ろから猛追してきたシンが押し込んだと思ったよ。
(ゴール決まってんのにシンにカメラ持ってかれるのこれで2回目笑)

「いやどこ打ってんだよ」って前も旭に言われてた気がするけどそれで決まっちゃうのは大弥がシュートを打っているからだね。
まぁ周り見ろ！と怒られるシーンもあるんだろうけど大弥はストライカー。
多分ファンは打ってあー⤵️より、打たずにうわぁ、、の方がストレス溜まるからその調子で打ってくれ。
謎に入るのも継続でお願いしたい。

苦しみに苦しんだ前半戦

リーグは17戦6勝6敗5分け9位
ルヴァンカップは6戦2勝2敗2分けグループ3位

まぁなんとも”普通”な成績。

ルヴァンカップは敗退してしまったし、
リーグもここから優勝！って大きな声では言いにくい。

選手の年齢層が二分している現実を見てもルヴァンカップの場を失ったのは大きい。

でも確実に最後“良い勝ち方”はしたし、
試合中、後半に向かって整理されていく様子はそのままリーグに反映させて欲しいと思う。

天皇杯があるとは言え、若手を使ってみる場は減った。
若手は現実を受け止めて自力で出場機会を掴んで欲しいし、ポジションを掴み取ってほしいと切に願う。

一方でチームの顔である選手たちには顔で居続けて欲しいと思う。

現実を見ながらも上を向いて突き進んでほしい

負けると凹むし、推しが出ないと悔しさとは言い難い、形容できない感情に支配されるけどフロンターレは私の糧。

後半戦、巻き返すぞ！！！