地方のタワレコで2,500円使うのは難しい
https://www.suntory.co.jp/softdrink/craftboss/idol/
サントリー「クラフトボス」のキャンペーンにまんまと乗せられて、県下に1店舗あるタワーレコードへ仕事の途中で寄った。
YUMIのCDをもらうには2,500円以上の購入が必要。
2,500円といえば、アルバム1枚。
さて、何を買おうか。
買いそびれていたOZROSAURUS「NOT LEGEND」(2023年8月9日)にしようか。
日本語ラップの棚にあるのは、Awich「Queendom」、guca owl 「ROBIN HOOD STREET」、ZORN、KANDYTOWNのラスト、BAD HOPのベスト、ライムスターくらいで、オジロは在庫がなかった。
ラッパーの作品は配信が主流でフィジカルを出さなくなっている傾向を知りつつも、店舗ではさらに実感する。
AwichのCDは「Queendom」しかないし、LEXだって「King Of Everything」しかないのは、どうなのか。
Awich 「United Queen」は「Bad Bich美学」のリミックスがヒットしたし、フィジカルでもリリースした方がいいのに。
配信とジャケットが異なる、あいみょん「猫にジェラシー」の限定盤は5,000円するから予算オーバー。
スピッツ「空の飛び方」の30周年を記念したカセットは、プレーヤーがないから保留。「フェイクファー」なら買ったが。
ミスチル「miss you」も配信とはジャケットが違うのだな。CDは暗いな。ブックレットが厚いな、などと思うも、保留。
NewJeansのナップサック付きは使えないから却下。
オリヴィア・ロドリゴ、デュア・リパ、ビリー・アイリッシュなどの新譜にしようか。
「GUTS」の来日記念盤は4,000円するから予算オーバーで断念。
CDショップからヒット作を出そうにも、そもそもフィジカルリリースがない。
CDショップという文化が沈むのを見送ることしかできないのだろうか?
かつては、ブックレットの歌詞を繰り返し読んで書き写して読み込んでいたが、今はもうしていない。
「お金稼ぐ 私はスター」「俺ら捨ててきた愛のないプライド」など耳に残るフレーズがあればチェックする程度。
ライブの選考抽選のためのシリアルコードを入れてフィジカルCDが売れているのだから、AKBの握手会についてのかつての態度を謝った方がいい人はたくさんいるだろう。
ファングッズとして、フィジカルCDに価値はあるからライブのグッズの1つとして売られたり(例:Creative Drug Store)、レーベル通販で売られたりすることはある(例:OMSBやPUNPEE擁するサミット)。
デザイン周りの費用や在庫を抱えるリスクを考えれば、CDを作らないという判断になることは理解できる。
CD作るならレコード作りたいと思うアーティストも多いだろう。
我々にはCDを享受する余裕がないのだろう。
最終的には、カミラ・カベロ「C,XOXO」を購入した。ジャケットに本人が大きく写っていて、客演が豪華だったのが理由。
もらったYUMIのCD含めて、そもそも開封するだろうか?
店内ではOASISが流れていた。