コロナの時だから…本能タイプを知ること！３つの「自己保存」「セクシャル 」「ソーシャル」　相互理解のために必要なこと。

新型コロナウイルスの感染が日本でも拡大しており、不要不急の外出を自粛するよう強く叫ばれるようになりました。それでも、街の様子を伝えるメディアやSNSの投稿を見ると、外出を自粛しない老若男女はまだかなり多いようです。

その理由、その人の本能タイプに影響しているのかも知れません。
今日はタイプによる行動の違いについてお伝えします。

エニアグラムには
・性格タイプ：「根源的恐れ」「根源的欲求」による反応。
・本能タイプ：生存するために必要な身体の反応。

今のような危機的状況の中で現れる本能タイプについてお伝えしますね。

本能タイプは３つに分類できます。

1. 生命や個体を維持するための自己保存本能　→　「自己保存」　　　
2. 新しい生命を生み出すための生殖本能　　　→　「セクシャル」　
3. 群れの中で生き延びようとする社会的本能　→　「ソーシャル」

1.「自己保存」タイプ
自身の安全、快適さを維持しようとする本能です。
このタイプが大切にすることは、健康な肉体を維持や経済的なこと、そして心身の快適さです。普段から、健康管理に留意し食事、睡眠、お金に対して無意識に重要と考えます。

2.「セクシャル 」タイプ
情熱や好奇心などを司る本能です。
このタイプが大切にすることは、趣味や仕事、恋愛などに激しく没頭していきます。セクシャルタイプは、強烈な体験や相手とのつながりを求めています。エネルギーが強く生き生きとした印象があります。

3.「ソーシャル」タイプ
自分が社会で必要とされることを求める本能です。
このタイプが大切にすることは、コミュニティーやグループなど社会的な部分に関心を寄せ、自分の役割を意識し、自分が社会の中で安全に生きるためには何が必要で、どうすればよいのか？を常に考えています。

人の思考や行動に影響する優位のタイプ、その次に大切にする思考、行動。
元々、見えていない盲点となるタイプでその人となりが理解できるのです。

いずれのタイプも個性があってそれぞれがいるからこそ、この社会が成り立っているのだと思います。

ただ、
本能タイプのメンタルコンディションが悪い時に今の状況が起きると…　

1.「自己保存」→生存するために必要な物を蓄える。買い占め。経済変化の不安、焦燥感。
2.「セクシャル」→命に対しての意識の希薄さや今が良ければ良いという短絡的な思考。
3.「ソーシャル 」→周りの状況、その他大勢の意見や行動の中で自分の求める安全が何処にあるのかで振り回される。

本当はこんな状況になる前にたくさんの方にお伝えできれば良かったのですが、急速に予測できない程、事態が悪化していくスピードが速い中、健康な方ほど長期的な視点で冷静に行動していただきたいと思います。

在宅ワークや休校などで、ご家族が一緒に過ごす時間が増えたために、家族の中でこの本能タイプの違いによって「コロナ離婚」や「DV・虐待」というような衝突が起きているのかも知れません。

こんな時だからこそ、生まれ持った個性をお互いに尊重し合える相互理解を深めてくださいね。

個性を大切にしながら、みんなで仲良くしていきましょう🎶

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