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#64 『読まないと書けない』
2024年5月某日
大型連休明けの通勤電車は、スマホに視線を落とす企業戦士に溢れている。誰しもが現実世界への帰還をためらい、画面に表示されれる「旅行の思い出」でも復習しているのだろうか。今日もがんばりましょう。
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さて、連休などがあると、身の回りを整理したり、読めていなかった積読を斜め読みしたりして、「心の余白」を思い出すことが多い。お盆や年末年始など、一定のサイクルで「間をもつ」機会がカレンダーから自動供給されることなどは、サラリーマンの特権であると言えるかもしれない。
こういう機会を、残りの労働生活に活かすためには「インプットの習慣の見直し」に充当するとよいと思う。具体的には、普段使いのカバンに新書を入れるとか、Kindleで思い切って沢山書籍をダウンロードしておくとか、読書の記録用のノートをつくるとか、はじめやすいことでよい。
というのは、仕事、特に「考えたり」「企画したり」する仕事においては、「インプット」なくして「アウトプット」はできないからである。これは、結構重要な問題である。人間はついつい惰性や経験則で、型にはめながら仕事をこなそうとしてしまう("効率化"という側面もあるが…。)。そうすると、「アウトプット偏重」な時間が長く続く。結果、「思考の出力経路が硬直化」してしまい、いつしか考える力や、新しい発想を出す力が弱くなってしまうように感じる。
一方、日頃から読書なり(筆者は活字が好きなので)を習慣化していると、新しい発想や語彙を出すことの苦労は恐ろしく下がる。なんとなく、経験があると人も多いだろう。だからこそ、なるべく読書をはじめとする「インプットの習慣化」は、安定的に続けられる方法を考えるとよいだろう。ちなみに筆者は、notionに読んだ本を整理して、気付いたことをパチパチ打っていたりする。「自分の考えたことログ」は、将来の残業時間を減らしてくれると信じて。
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なお、記憶力が悪いということも否定はしない。
ほなら。