【電子カルテクリプラ限定】フットスイッチのストレス解消
フットスイッチは快適です
先日までフットスイッチの記事について書いておりました。 特にSTREAM DECK PEDALは非常に感動のデバイスです。
しかし、一時保存時にストレスが
問題【ない】時
入力エリアの入力終了時毎にマウスで一時保存していたときと比べてフットスイッチで格段に楽になりました。これはどうしているかというとクリプラアイという電子カルテの下に【一括保存】というボタンがあるので それを【一時保存】目的で使っていました。
なぜ【一時保存】のために【一括保存】のボタンを使うのですか?
下の図にある各入力エリアにも【保存】ボタン(A)があるのにどうして【一括保存】ボタン(B)を使うのでしょうか?
(A)の各入力エリアの【保存】は入力量や入力項目によってX座標は変わらないのですがY座標が変わってしまうのでフットスイッチが使えないのです。
しかし、(B)の【一括保存】のX座標とY座標の位置は【基本的には】変わらないので、そのおかげてフットスイッチが使えるのです。
基本的ではない時とは?
電子カルテの素晴らしい点は同時に複数人がカルテを同時に編集できるのです。 診察室で私が患者さんについてのデータを入力しているときに他のスタッフが他の項目を更新するとカルテ画面の情報に下のようなALERTが出るのです。
その際に【一括保存】ボタンが下にシフトするのでY座標がずれるのです。
そうするとフットスイッチの機能がWORKしないのです。
対応策は?
アラートが出た際にそれを閉じるボタンをクリックという設定をします
【閉じる】位置までカーソルを持っていきます。そして【左クリック】します(これが上の図の2,3です。*1はもともとあったカーソルの一を記録するものです、最後に8番で戻すために*)
これはALERTが出た際にはWORKしますが、ALERTが出ない通常の場合には当院の設定ではベッドマークの【疾病名】をクリックすることになります。しかし、それはこの場面では意図するものとは異なりますので、当院でよく使う【全体】の位置までカーソルをもっていって【左クリック】するように設定します。(これが上の図の4,5です。)
そして6,7は以前の記事で設定していた【一括保存】の位置にカーソルを持ってきてクリックというものです
8は1で保存したカーソルの位置に持ってくるというものです
それによって
①【一括保存】の位置が通常のXY座標の位置に戻ります
②【疾病名】という通常使わないタブではなく【全体】という通常使用するタブの位置に戻す
③そして通常の場合と同じく【一括保存】を押すことができるのです。
これでフットスイッチを2つ使うことなく1つだけで
【ALERTがある時】【ALERTがない時】の両方で【一括保存】をクリックできるようになりました
今日はここまで
かなりマニアックですが これは電子カルテ以外でも使える考え方だと思いますので 皆様の環境でお試しください
参考リンク
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