クリニックスタッフのためのUX/CX④ 【タッチモニター&デュアルモニター】
昨日の投稿は
昼休み時間に受付をスタッフのための休憩室に変える偉大なツール「遮光カーテン」の紹介をさせてもらいました
受付スタッフはマルチタスク
先生方、一度受付スタッフの仕事を見てください。
受付「XXXクリニックです(電話を持ちながら)」
受付「次回のご予約ですね(予約アプリを開く)」
受付「次回の診察は 視野と散瞳検査が必要ですね(電子カルテを開く)」受付「予約をおとりしましょうか?(電話を持ちながら 予約アプリと電子カルテのウィンドウを切り替えながらキーボードやマウスを触る)」
特にウィンドウを切り替えたり 電話で片手が埋まった状況でキーボードやマウスを操作するのはけっこう大変ですよ。
先生の診察室がそうなら拷問です
先生方、画像や検査データを患者さんに示しながら説明することが有るかと思います。その際に どうされていますか? カルテの画面と画像・検査データのモニターは同じものは使っておられないかと思います。
多くの先生は2画面になっているかと思います。 いちいちウィンドウやタブを切り替えて表示をすることはありませんよね?
先生方は眼の前の患者さんを相手に診察をしたりお話をしたりしておりますので なにかPCの調子が悪かったり ウィンドウの切り替えをしていても 患者さんはその様子を見ておられるのでトラブルがあっても理解していただけます。
しかし、受付のスタッフの場合 マルチタスクです
1:眼の前の患者さん&電話で対応するという意味のマルチタスク
2:カルテ&会計&予約などという意味のマルチタスク
3:電話&キーボート&ペン&マウスという意味のマルチタスク
そういった時にウィンドウの切り替えをマウスでするとかは拷問に近いものが有るんです。
先生がデュアル画面である以上に受付の画面をふやしてデュアル画面ににしたり できるだけマウスを持たなくても良いようにタッチモニターにしてあげるべきかと。
タッチモニター
これは残念ながら今のメインモニターを使わないようにするわけなのでもったいないかもしれませんが 貴重な受付スタッフの仕事効率やモチベーション維持のためにもご検討いただけると。 当院は診察室と受付に2台の計3台DELL社のタッチモニター購入しました。
スペースがない!
聞こえます!聞こえますみなさんの声が「受付にはもうスペースが無い」と
でも本当に無いでしょうか?
皆さんのイメージ
みなさんがイメージするマルチディスプレイはこのような設定です。 たしかに横方向に並べるとレジに被ったり 患者さんの対応するスペースを圧迫します。
スペースは横だけでしょうか?
むかし数学で空間座標を習ったことが有ると思います。XYZ軸というやつです。もっとわかりやすく言うと<横>と<縦>と<奥行き>です
横のスペースが使える方はぜひご利用ください。でもスペース無いんだという方
奥行きを利用すれば?
手前と奥に2枚のモニターを置くことは可能です。そうすると患者さんとの対応スペースは確保されます。 しかし、そんな手前と奥に2枚モニター重ねると 奥のモニターが見えない!ということになりますよね このアイデアはつかえなさそうですね
そうだ縦が有るじゃないか?
横も奥行きもだめな場合どうすればいいの?縦が残っているじゃないか!
また聞こえます!聞こえます「そんな重いもの縦に置けるわけない!」
でも設定できそうですよ。
どうやって縦置きに?
モニターアームというものが売っています。これを利用すれば対応できます。
しかし、アームも結構大げさなものが目につくと思います。大きなメイン画面と同じくらいのモニターを縦に設置しようとするのは もともと受付が狭いクリニックでは現実的ではありません。
フルサイズのモニターは必要?
PCで開いているすべてのウィンドウが同等に大きな画面で開く必要は無いかもしれません。 それに現実的に大きなモニターアームを置けないので。 小さなモニターを小さなモニターアームで支えるということで当院は解決しました。
当院では
を買いました 下のグネグネ出来る方が自由度が高いと個人的は思います。みなさんもいろいろ調べてお好みのもクリニックの環境に合うものを探してみてください。
モニターは「モバイルモニター」
セカンドモニターはモバイルモニターをアマゾンで調べて購入しました。
これについては、あえて私が購入したものを提示いたしません。というのはメインPCからの二画面目への接続方式が
・HDMI
・DVI
・DISPLAY PORT
・USB
・VGA
などなどいろいろあるので 今お使いのPCに依存するので それを調べて購入してもらわなくてはなりませんので.。pCとモニターの接続方式調べてみてください
クリニックスタッフは患者さんと同じ
・スタッフ不足=患者さんが来ない
・スタッフのコメントにドキドキ=WEBの患者さんの口コミにドキドキ
つまり先生にとって気を遣うべき人というくくりではスタッフも患者さんも同じ(UserやCustomer)なんです。
ベクトルの違い
院長先生方は、皆さんクリニックのため・スタッフさんのためと思っているはずです。しかし、考え方には大きく分けて2つのベクトルがあるかと主ます
A:クリニックや院長のためにスタッフが合わせる。
B:クリニックのUserやCustomerであるスタッフのためになることが結局はククリニックや院長のためになる。
もちろんどちらかに100%振り切ることができないので状況に応じでAとBの配合率が変わりますが 基本はBを心がけるようにしています。
1つのクリニックだけではわからない
そういったスタッフのUXやCXの改善は多くの院長先生方も工夫されていることだと思います。しかし、そういったものをもっとシェアしていきませんか? 自身のクリニックでは当たり前の工夫が他のクリニックのとってのため息解決になるかもしれません。逆に 先生やスタッフさんのため息へのヒントが他の投稿から見つかるかもしれません
【それぞれのクリニック】
クリニックの皆様の
工夫と努力の詰まったコツ
色々あってそこに行き着いたかと
しかし、硬直化しているかも
【他のクリニックのコツ】
他のクリニックのコツは
自身のクリニックとは異なるかも
そこをシェアし合うことで
患者さん体験レベルがあがり
スタッフのレベル向上にも
そしてクリニックのためにも
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