医療検査機器を扱うスタッフの皆さま(特にORTさん)へ「簡単に”データデータ出しておいて”って言わないで、先生たち!」
先日は
検査機器に患者さんのIDや氏名を入力するのが大変なのでそれを容易にするツールと、そして偽デジタル情報であるJPEGやPNGから数字上をOCRで抜き出してそれをトレンドチャートにする機能について書かせていただきました。
ORTさんのため息
院長先生にとってのため息は「先生、昼休み(または診療後)お時間良いですか?」というスタッフからの伏し目がちなアプローチ発言がとても怖いです。その午前や午後「やめちゃうのかな?」とずっと気がかりで診療に身が入らないことも。
同じようにORTさんのため息として「XXさん、ちょっとZZ学会のためにデータ取って抜き出しておいてもらえない?」ということがあるかと思います。その時には伏し目がちでなく院長はデータの有意差を信じて目をキラキラさせながら依頼されることが多いかと思います。そんなときORTさんチームは「あーーーーーーーっ、来てしまったか」とため息が漏れることも多いかと思います。
数値データをCSVに偽デジタルの問題
検査機器によっては一括でデータをCSVなどにダウンロードできるものもあるかもしれませんが、多くの場合そのデータを取った機械固有のVIEWERを開いてデータを抜き出していく地道な作業が必要になります。これがORTさんなどの検査スタッフのため息になる原因です。
JPEGやPNGといいった形式上はデジタルでもその中の情報が抜き出しやすくはなっていない偽デジタルなのです。そこで画像情報からOCRで抜き出してトレンドラインを引くという機能を実装しました。しかし、実はその時に取った数値データをCSVにエクスポートできるのです。もちろん事前に設定して日頃からOCRしている領域にかぎりますが、OCR領域の設定してデータをいちいち開いてという面倒な作業は必要ありません。
おそらく先生は「悪くないね」という感想でしょう。しかし、日頃からデータを取っているORTさんなどにとっては「めっちゃ助かる!」だと思います。
今日はここまで
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