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<5日目退院日>入院体験20220923⑨【院長先生 理事長先生へ】

注)今回の私個人の入院シリーズは医療従事者の皆様の働き方に敬意を持って発言することを心がけております。疾患・病院・個人を特定したり非難する情報や写真は載せませんので そのあたりコメントでもご配慮いただけると幸いです。 
患者さん視点で医療を見て【ため息】を見つけることが出来るまたとない経験ですので楽しみにしております。
【ため息】があったとしてもそれを非難するのではなくどうすれば良いのかという視点で考えていくきっかけになればうれしいです。そのあたりは体験記とは別に後日の投稿に反映できればと考えております。

*院内ではWIFIは使えないので携帯からの投稿ですので短めになると思います。


【入院中色々参考になりました】

今回総室に入院で 他科の患者さんもいらっしゃるので いろいろ参考になりました。 

やはり クリニックとは違い組織が大きいので コミュニケーションのタイムラグということが 患者さんの多くのため息でした。それは医療従事者としてある程度は仕方ないと思っていると同時に医療従事者が一生懸命やっていることも知っているので 余計にため息です 医療従事者が誤解されることに。

しかし、それは働いている現場の先生やナースの力ではどうしようも無いのも事実です。やはり決定権のある人達がそれを我が事化することが大切かなと

決定権者が我が事化を

医療従事者の患者体験をすることで改めて気づいたものです。 病院の管理者が特別扱いを受けることなく(完全に匿名は難しいので)せめて総室に入ってコミュニケーションやため息を聞くのは非常に良いなと思いました。それも、病院の院長や理事長は自院ではなく他院の総室です。それによって病院というマクロの問題点、そして自院というマクロの問題点に気づくと思います。

医療は純粋なサービス業ではありません

病院というのはみなさんが想像するような純粋なサービス業ではありません。 病気はいつ発生するかはわかりませんし、マーケティングをしてすぐに患者さんが増えるわけでもありません。不確定要素のある中、診療報酬の制限の中、そして運営方針はある程度国の方針の手の中にある状況でリソースの分配に院長先生方は日々ひじょに悩まされていると思います。

働き方改革でより医師のリソースが大切に

2024年から始まる医師の働き方改革で(これについては㉖回シリースでかきました 想像や妄想を 最終回のリンクを添付します)


今後、より医療従事者のリソースが大切になってきます。小さなリソースの無駄遣いつぶしを積み重ねるしか無いのです。

今回入院で気づいて最大公約数的なため息はYES NOで答えられる質問への回答まちで病棟スタッフ 患者さんが動けないということです。これは今回の病院の話ではありません。 全国ほぼすべての医療機関でそうだと思います。これは責任を取らなくてはならない医師に勝手に動くといけないということもあると思うので。そのあたりは時間をあわせたり、その場にいないと指示出しできない同期性を排することが一つの回答かなと思います。 体験記のうち後半はこの話ばかりでしたが 患者さんと病棟スタッフさんとのコミュニケーションを聞いていて 抽象化するとこういったことに帰結したからです。あくまで僕のいた総室ではという限定ですが。


本当に今回の入院お世話になりました。やはり現場の方々は一生懸命にされていて感謝です。 

来週からは自身もそう思われるように外来頑張ります


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