【製薬企業の方へ】三方良し！？「MRさん、お願いします！」
NYAUWでは
手弁当で色々なことを行っております。
正直言いますと時期によって盛り上がるものや、気持ちが冷めていくものもあります。しかし、何回も盛り上がるのが【紹介先登録プロジェクト】です。特に、企業の転勤時期である4月と10月が近づくと紹介状作成の頻度が上がるのですが紹介先がわからないので、患者さんに対して申し訳ない気持ちになるのです。「それぞれのクリニックには定番の信頼する紹介先があるのに～。それを多くの先生がシェアすれば全国カバー出来るのになー」と
そうして始まった医師・歯科医師のみが参加できるプロジェクトが以下のものです
困っているのは私だけ？
紹介先を見つけることに困っているのは私だけでしょうか？おそらく多くの先生方も困っていると思うのです。しかし、はじめから見つからないという諦めが多いかと思います。
昔と異なり患者さんの情報検索能力は非常に上がっております。そういった中で諦めるのではなく何かをしなくてはならないと思い続けておりました。しかし、保険の勧誘と同じで自分の知り合いのつながりの枯渇もありなかなか広げることが出来ずにおりました。
そんな中、お世話になっている医薬情報担当者（以下、MRさん）からのメールをいただきました。社交辞令かもしれませんが「MRをしていると、『患者さんの転居先で信頼できる医師はだれか』『〇〇地区に△△△の専門医はいないか』
この辺りはいつもご質問頂くところです。非常に有益な情報ですね。」（一部伏せ字に）というメッセージを頂きました。
「そうだ、MRさんにお願いしては？」
正直に言います。MRさんは本当に大変なお仕事だと思います。社会的常識を十分に持ち合わせている比率の高くはない医師（かなり抑えた表現ですが、自分でも私は変わっていると思うので）を相手に営業活動をされているのですから。そういった中でも悪くない人間性を持った医師を知っているのはMRさんだと思うのです。それに企業として全国的なネットワークをお持ちですから。そういった数多くの医師と接するMRさんの推薦する医師というのは人間性（ウェット情報）や専門性（ドライ情報）ともに確度の高いものだと思います。
しかし、企業人としてMRさんは参加しにくい
このプロジェクトでは誰が誰を推薦したかは見えないようになっています。しかし、ログインするのに参加者は実名で参加しなくてはならないので企業人としては参加できないと思います。それに企業としては一医師のプロジェクトに肩入れすることは出来ないと思います。しかし、有志の個人としては参加していただけるのでは？と甘い期待を持っております。
そこで患者さんと同じくMRさんにも人間性の推薦をお願いしたい
本当は
・ウェット情報（人間性）
・ドライ情報（専門性）
を実名で参加して教えていただきたいのですが、難しいのは十分承知しております。
そこで匿名でウェット情報（人間性）の悪くない医師の情報だけでも患者さんと同じプラットフォーム上で教えてほしいのです。絶対に誰が答えたかはわかりませんので。
誰のため？
MRさんから頂いた情報をそのままプロジェクトサイトに掲載するわけではありません。 先日の投稿でも書きましたがまずは匿名でMRさんからみて人間性の悪くない【医師１】を教えて頂きます。そしてNYAUWが【医師１】に連絡をさせて頂き、その医師のいつもの紹介先【医師２】を教えて頂き、情報をサイトに掲載するという流れです。
製薬業界は色々色々色々な業界の自主ルールがあります。これは最終的には患者さんのためということで作られたものです。しかし。そのルールが形骸化して逆に患者さんのためになっていないのでは？と思うこともあります。しかし、患者さんの命を守る巨大な産業であるのでそういったルールぎめは仕方ない面もあります。
しかし、こういったMRさんの情報を頂くのは誰のためでしょうか？患者さんのため、医師のため、そして企業のためにも良いのではないでしょうか？NEGATIVEな情報を頂くわけではないですし、そこまで多くの情報が集まるとも思えないので。あくまで少しでも患者さんのドクターショッピングを減らすことで患者さんの苦しみも減り、社会的な負担も減ると思っております。武田薬品様のある資料からですが
・時間の問題
・診断制度の問題
・はしご受診の問題
文章や解析・考察も素晴らしいですが 最後のまとめのFIGUREが素晴らしいので引用させていただきました。
こういったことを少しでも解決する一助にならば幸いです。
有料？
いえいえ、これは全く個人的なため息から生まれたもので皆さんに経済的負担を求めるものではありません。サーバー代や作業代も含めて完全手弁当ですので大赤字です（笑）。しかし、自分の繰り返しのため息が解決されるのであれば安いもんだと思っております。
【改めてお願い】
このような意図をご理解いただければ、MRの皆さんご自身の信じる主治医の先生をぜひ教えてください！
今日はここまで
参考リンク
NYAUWの活動リンク
KINDLE出版
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