【事務超・跳・蝶】 クリニックのスタッフさんと院長先生へ⑩「頑張っていないスタッフはいないんです」
小さなクリニックの院長をしておりますが、現在の大きな悩みは人材不足です。これは全国の多くのクリニックで同じため息があると信じます。
ドラマを見るように第三者的な視点でクリニックでの仕事を顧みると仕方ない面もあるなと自虐的にため息をつくことも多いです。
患者さんのケアを行う医療という性質上、隙間バイトのサイトからお越しになる方に「2時間お願いします」というわけにはいかないのです。
だからと言って景気のよい現在、理想の人材を求めているだけではいつまで経っても人材が足りないという状況を改善することは出来ません。
先日は【当院のスタンス-2】という記事を書かせていただきました。
スタッフは頑張っている?
スタッフの皆さんはそれぞれ仕事中頑張ってくれています。しかし、その働き方としては生活のため、成長のため、経験のため、社会貢献のためなどなどいろいろで、院長はより高レベルの欲求.の存在について伝えることは出来てもスタッフに強要することはできません。
欲求のレベルについてはマズローの欲求の5段階が有名ですが簡単に解説します(今は異論もあるのは存じ上げております)。
①生理的欲求:生命維持に必要な欲求です。 例えば、呼吸、睡眠、食事、水分摂取、排泄などが含まれます。これについてはクリニックに勤務されているスタッフさんでは満たされているのでは?と思います
②安全の欲求:危険や脅威から身を守り、安心・安全を求める欲求です。 例えば、安定した収入、健康、安全な住居などが含まれます。これについては収入のために働くというのは私もスタッフさんも当然求めていると思います。
③社会的欲求:他者との繋がりや帰属意識を求める欲求です。 例えば、友人関係、恋愛、家族、コミュニティへの所属などが含まれます。これはプライベートでも職場(クリニック)でも仲間がいるのは素晴らしいですよね。職場は仕事をするところで友達を作るところではないという意見もありますが、職場という起きている時間の半分くらいを過ごす場所での人間関係が良いというか悪くない(干渉をしない 否定的なことを言わない)のが望ましいですよね。
④承認欲求:他者から認められ、尊重されたいという欲求です。 例えば、達成感、名声、地位、責任などが含まれます。
これをスタッフの皆さんに体験してもらいたいのです。
⑤自己実現の欲求:自分の可能性を最大限に発揮し、なりたい自分になるという欲求です。 例えば、創造性、自己成長、貢献、目標達成などが含まれます。これもスタッフの皆さんに体験してもらいたいのです。
「地域一番のスーパー」はどんなスーパー?
クイズです。
Q: 地域一番のスーパーと聞いてどんなスーパーだと想像しますか?
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