「近くて遠い」院内連絡①(Kindle99巻)
今回はこの99巻の解説です
全国の医療機関で同じ悩み【ため息】
院長「お~い!〇〇さん来て~」
〇〇さん「こっちだって忙しいんです! 終わったら行きます(プンプンッ)」
これはクリニックだけでなく、いろんな職場の課題【ため息】だと思います。
クリニックという人的リソースも限られた中でスタッフの皆さんが色々な業務を忙しくこなしておられます。クリニックの最終的な目標は患者さんをできるだけお待たせすることなくお帰りいただくことなのですが、様々なイレギュラーなことが起こるのです。
日本の医療のシステム上、患者さんは医師の診察室を通らなくてはならないのですが、ここの診察室のリソースが一番のボトルネックになっております。
ですので院長先生はできるだけ次の指示などを早目にスタッフの方々に伝えたいと思っているはずです。
そこで出てくるのが「おーい、〇〇さーん、ちょっと来てくださ~い!」という院長からの呼びかけです。
こんなに「近くにいるのにすぐには来れない、つまり【近くて遠い】スタッフに対する院内連絡について解決方法は無いでしょうか?
私にはシュライバーがいるから関係ない(?)
院長先生の中には「私にはシュライバーがいるからその人に頼めば良いので関係ない」という先生もおられるかもしれません。しかし、それは院長のため息がシュライバーのため息になるだけなのです。ですので解決して悪いことは無いのでは?
もっとシンプルなものがあるじゃないか?
「診察室にすでにボタンがあるよ。ナースコールボタンなどをおいてPUSHすれば院内に呼び出しコールをすることが出来るんです。」というクリニックもあるかと思います
もちろんそのとおりです。しかし、これは簡単ですが一つの機能しか持たせることが出来ないのです。
今回実装したいこと
・すぐに伝わる
・実際にスタッフに診察室に来てほしいのか?(双方向コミュニケーションが必要)
・とにかく一方向で伝えるだけOKなのか?
*しかし、単なるチャイムでは内容がわからないので通知内容がわかる1方向通知
というものです。以前のKINDLE出版(64,65巻)でFlic2やStreamDeckを使った解決策を書かせていただきました。
Kindle64巻(Stream Deck版)
KIndle65巻(Flic2版)
しかし、Flic2やStream Deckは結構高価なため皆さん導入を躊躇されてしまうかと思います。そこでそういったハードを使うことなく同機能を実装したいということで書かせていただきます。
ソフトボタン
Flic2やStreamDeckのような物理ボタン(ハードボタン)ではなく、自作できるソフトボタンを作っていただこうかと。しかし、そのソフトボタンにだけしか使えないソフトだと学習にレバレッジが効かないのでみなさんも学習する意欲がなくなると思います。
しかし、今回紹介するBubbleは一度学べば今後いろんなことに応用が効くので先生方だまされませんのでぜひ学習してみて下さい!
まずは99巻の結論は準備のために以下の3つのサービスのアカウント作ってねということです。
*Bubble(https://bubble.io)
*ZAPIER(https://zapier.com)
*Pushbullet(https://www.pushbullet.com)