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【NYAUWとMAPIのクロスミッション】⑪「便利なデジタルなのに探せない-1」
クリニックでの診療以外にMAPI(医療AI推進機構)の想いに賛同し活動に参加させていただいております。
(この記事も井手個人の見解として記述をしております)
カメラと検索
私は今年52歳ですが、我々の学生時代はフィルムカメラが全盛で写真を撮るのも一枚一枚を無駄にしないように撮っていました。そして撮影した写真を現像する楽しみで数日後にまた思い出を確認するという作業がありました。
これは英単語を覚えるのと同じで、複数回日にちを空けてから確認するほうが定着しやすいのと同じで思い出が濃かった気がします(気がするだけかもしれませんが)。
しかし、最近はデジカメも使わなくなりスマホでメモを取るように写真を撮るのですが確認することは多くありません。
ここで本題ですが、プライベートや仕事で様々なプラットフォームで連絡したり、クラウドに保存するようになっています。メールやSlackやクラウドに保存したりしています。どこに書いたかな?どこにおいたかな?など探すのに苦労すること多くありませんか?個人のものであると自分で探すしかないですし、他人に聞くことはできませんが、、、。
チーム内でのやり取り
メールやSlackなどのやり取りであまりにもメッセージ量が多く、スレッド形式で折りたたまれていると表面上はメッセージが見えないのでよりわかりにくくなっています。あとはファイルなどもしっかりフォルダを作ってそこに入れれば良いですが、フォルダ名も適当で ルールに則った分類がされていないと探せないということはたくさん経験されていると思います
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ため息とTPPI
「色々なものが探せない」という世界中に溢れるため息があります。「自分の者でなくチームのものであれば聞けばいいじゃん!」となりますが、やはり聞けないことも多いんです。
*「しっかりルールづけて分類しろよ!」:できればやっています。実際にはできないから苦労しているんです
*「自分で探せよ!」:理想論では探そうとすればできます。
こういった声なき声が想像できてしまって「心理的ハードル」による遠慮で結局は検索せずにやっつけ仕事になってしまうことになってしまうのです
そうする律速段階が発生してしまいコミュニケーションのタイムラグが発生してしまい、チーム全体のパフォーマンスが下がってしまいます。
(TPPI)いつも意識することが「THEORETICALLY POSSIBLE、BUT PRACTICALLY IMPOSSIBLE(TPPI)の解決です」
・オリンピック選手に競技を選べばなれますが、なろうとする人は殆どいないですよね?
・宝くじも理屈上買い占めれば必ず当たりますが買い占めませんよね(期待値上平均すると胴元には負けるので)
TPPIの解決要件を考えました
チーム内でのコミュニケーションや資料を後で振り返り探す際に大切だと個人的に考える要件を考えました
*メンバーの努力や努力の濃淡に影響されない
*一手間を求めない
*皆さんのコニュニケーションのタイムラグや心理的ハードルや時間給を考えると有料も仕方ない(でも明朗会計なもの)
*一つのフォーマットだけに依存しない(複数のフォーマットに対応 今回だとGOOGLE DRIVEとSlack)
*業務からサービスを探すのではなく、今後はサービスに業務をあわせる
残った候補
Guru:バランスが良く、明朗会計、Slack/Google Drive対応Chrome Extensionあり
Atlassian Rovo:有名企業、Slack/Google Drive対応、Extensionあり、高価
Slab:Slack/Google Drive対応、Extensionあり、安価
Tettra:Slack/Google Drive対応、検索に一手間いるかも
今日はここまで
どうです? 皆さんもチーム内でのやりとりや資料がデジタルで行われていても膨大になりすぎていて探せないことはないですか?
次回からは上の候補を試していこうと思います
(再掲)とにかく試してみよう!
ChatGPTやCopilotやGeminiでは無料で試せるものがありますのでまずは触れてみてください。
目的は一般のAIを使うことでメリットやデメリットや使い分けの理解が出来て、医療AIでも結局そういったケアをしながら使うことでメリットが大きくなり、悪くないんじゃないという理解をされる先生方や医療機関が増えることが大切だと思うのです。
(再掲)AIと間接民主主義
これはMAPIのメンバーの言葉で感動したものです・
「データを提供していなければ、AIはその施設の特性を無視して判断するように、基準が作られていきます。学習データを提供することで、間接的に、自分たちの医療判断や患者層を基準に取り入れさせるという意味では、間接民主主義みたいだなと思いました。」
そういった意味でデータを提供してくださいということも大切ですが、AIを使ってダメさ加減にため息を感じていただくことでデータ提供が更に進むと思います
(再掲)このシリーズの目的は?
医療以外の日常でAIに触れることで、医療AIのデータ流通や医療機関へのAI導入が増え、患者さんケアの向上、医療従事者への負担減少、社会保障の負担軽減、医療レベルの上昇などにつながるというマクロ視点でのミッションと考えます。
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