クリニック院長のChatGPT㊸【Chathub】
AIの検索結果なしには生きれない
みなさまも検索の際にAI中毒になっていると思います。GOOGLE検索でも通常検索の上に下の図にあるように生成AIの文章が出てきます。
2022年の前半には考えられなかったことです。
それまでも多くのAIの研究や実装が行われていました。しかし、ここまで一般に利用されるようになったのはChatGPTのおかげだと思います。
ハルシネーション問題
しかし、AI検索が出てきた当時、芸能人の方のYoutuTubeでAIでエゴサ的な使い方をして、結果の間違いを笑うビデオが流行っており私も笑わせて頂きました。
エゴサーチの場合には自分や自分の得意なことを調べた結果を自分で確認できるので笑い話です。
しかし、検索というのは自分の知らないことや曖昧なことを調べるために使うのです。
そういったときにハルシネーションが問題になります
からの引用ですが
チャットAIなどで、もっともらしいウソ(=事実とは異なる内容や、文脈と無関係な内容)の出力が生成されることを指す。AIから返答を受け取った人間が「本当かどうか」の判断に困るという問題になりますよね。
ですので、複数のソースで調べる必要はしばらく有りそうです。
TPPI(Theoretically Possible,but Practically Impossible)
こういった問題があることは皆さんわかっていて
Theoretically には複数のAIで調べることはPossibleですが
Practicallyには毎回するのはImpossibleです
では現実的な解決策は?
・複数のAI
・同時に検索
・無料
という要件を満たしたい
そういったものを検索していると見つけました
これはChromeの拡張機能で有料版ですと3つ以上のWINDOWを同時に開けます。しかし、まずは2つのWINDOWのFREEバージョンを使い始めました。これだけでもかなり違いがありますので助かっています!
どの2つのAI?
上にもう答えは出ていますがそれを選んだ理由を以下に
設定を見るといろいろ有りますが、そこまでTPPI的には皆さん触らないと思うのでデフォルトのなかなか比べてみました。最近はGoogleのBardがお気に入りなのでそれとの比較をしてみたいと思います
「東京ビジョンアイクリニック阿佐ヶ谷の休診日は?」という質問の回答で調べました。
比較(Bard vs Claude)
ClaudeはChatGptのOpenAI社の影に隠れて目立ちませんが、ClaudeのAnthropic社も非常に有名な会社です。アカウントも無料で作れます。
あくまでn=1の質問ですが休診日が違っていたのでBardの勝利!
比較(Bard vs Bing)
BingはMicrosoft社のサービスでバックグラウンドでChatGPTを使っており無料で使えるのでお得。結果は優秀ですね REFERENCEもついていて。
あくまでn=1の質問ですがBardとBingのドロー!
比較(Bard vs Falcon)
Falconは初めて知りました。
これは検索結果を出してくれなかったので、Bardの不戦勝!
比較(Bard vs Llama2)
Llama2はFacebookやInstagramのMeta社のものです
あくまでn=1の質問ですが休診日や診療時間が違っていたのでBardの勝利!
比較(Bard vs Llama2)
ChatGPTはデフォルトでは<webアクセス>がOffだったのでOnにしようとするとプレミアム機能の要求があったのでBardの不戦勝!
比較(Bard vs Perplexity)
Perplexityも有名なサービスです
実は個人的には好きなサービスで調べ物に使っています
あくまでn=1の質問ですがBardとBingのドロー!
比較(Bard vs Vicuna)
Vicunaは知りませんでした
あくまでn=1の質問ですがVicunaでは休診日が毎日らしいのでBardの勝利!
ということでBard,Bing,Perplexityが残りました。
Bardは個人的に好きなのでBingとPerplexity対決
次は「円錐角膜のクロスリンキング治療をしている東京のクリニックは?」という質問で
n=1の質問ですがBardの勝利!
今後はしばらくBardとBingを使ってChatHubを使っていこうと思います
今日はここまで
参考リンクまとめ
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