⑭(時間外労働時間年960時間)医師の働き方改革時代に紹介先クリニックのシェアが大切になる⑭【妄想シリーズ:地元のクリニック帰ってねーということ多いです】
大病院はクリニックの紹介先なんて知る必要ない?
前回の⑬の記事では 【厚労省の受療行動調査で患者さんの病院の受診理由の第一位は外来も入院も<医師による紹介>】ということについて書かせていただきました。
色々な妄想シリーズ(⑦~)
⑦話目からは医師の働き方改革(時間外労働時間年960時間)とNYAUWの紹介先登録プロジェクトを強引につなげる妄想シリーズを始めたいと思います。頭の中にXYZ先生を登場させます。これまでNYAUWで出てくるいろんな先生は実在の先生・実際の先生とのやり取りを元に会話形式でおこなってきましたがこのXYZ先生は完全に妄想ですのでお許し下さい
XYZ先生「地元のクリニック帰ってねーということ多いです」
病院の入口と出口
XYZ先生「厚労省の受療行動調査で【医師による紹介】が受診理由の1位で紹介が大切なことがわかってきました。いつものように言いくるめられている気がしないでもないですが。」
井手「私が言っていることは100%それに入れ替わるということではありません。あくまでそういったことも一部にはありますよ。その準備もしてはいかがですか?という意味です。」
クリニック⇒病院
XYZ先生「それはもちろん理解しているつもりです。でも、まだ納得いかないんです。患者さんを紹介するということに対する僕の理解は専門性の低いところから高いところというイメージなのです。患者さんも医療従事者も クリニックから病院にという病診連携の流れについてはほぼ皆さん納得されると思います。ですから病院の専門性がわかれば十分だとも思うんです。」
井手「先生の描かれたこのイメージ図はわかりやすいですね。そうですね、ほとんどの方はこの流れに関しては納得できます。XYZ先生も大きな病院でご勤務で紹介状を持った患者さんを毎日見ておられてそれは感じるかと思います。」
XYZ先生「そうなんです。毎日毎日紹介状の返信書くので大変で。ありがとうございますだけではすみませんからねー。」
井手「それは是非STREAM DECKに紹介状の返信の色々な雛形いれておけば楽ちんですよ」
XYZ先生「あっ、それ先生しつこく書いてますよね。キックバックもらってんでしょ?」
井手「しつこくって、、、、。何もキックバック貰って無いですよSTREAM DECKの会社から。KINDLE出版で僕の出版数の中でずっと既読数一位なので結構読まれているものなんです。それでさえKINDLE UNLIMITEDに入っていただいている人はタダで読めますし、もともと百数十円で読めるので 別に利益出すために書いているわけではないです 結構問い合わせがあるので 説明するコストが高いので自分の時間を確保するために これ読んでね!と書いているだけです」
XYZ先生「確かに 興味ある方が問い合わせあると先生の時間なくなっちゃいますもんね」
井手「ですよー。これは本当にボランティア精神ですよ。でも採用しないのはもったいないと思います STREAM DECKは」
クリニック⇒クリニック
XYZ先生「話を元に戻させて下さい。病診連携だけだと大きな病院にばかり負担が増えるので、大きな病院の負担を減らしたり、患者さんの遠方への移動や待ち時間をへらすために病院に紹介が行かないようにクリニック同士の紹介先情報の共有で診診連携を促そうということまではなんとなく理解できてきました。
実際 大きな病院への受診は紹介状無ければ 患者さんの自費負担が増えるということがありますので クリニック同士の診診連携のためにも情報が大切ですよね。
僕は開業医では無いのでわかりませんが そういった情報が探せないんですよね?」
井手「そうなんです スーパードクターや名医はマスコミやテレビで色々有りますが 殆どの患者さんは 一般的な専門性を持っていれば対応できる方が多いので 大きな病院に行くまでも無いのですが その情報が無いので 患者さんも納得する大病院に紹介するということがずっと続けれていたのです。 しかし、この働き方改革の一環として 病院ばかりに紹介や受診はいけないよということ医療機関の機能分化というのが言われております。」
XYZ先生「たしかに、患者さんの中には これうちの病院なんかこないでよ 本当にシビアな患者さん待ってんですよー、 地元帰ってねと返信すること多いんですよ。そうするとクリニックの先生は他のクリニック紹介先ないから困るのかー。なるほど。でもうちは診れないからなー。そういった意味でクリニック同士の紹介先情報のシェアは納得ですね。いや、でも病院がクリニックの紹介先を知ってほしいというストーリーはまだ見えてきません。」
部長登場
井手・XYZ先生先生「あっ、SML部長、いえいえSML元部長お元気ですか?開業後は順調ですか?」
SML(元)部長「いやー開業医は大変だわ- XYZ先生 いつもごめんね ややこしい症例お願いして、患者さんからもXYZ先生の評判すごく良くて 昔 私の部下だったんだよ-というと患者さんから尊敬されてうれしいよ! ありがとね」
井手「XYZ先生すごいじゃないですか?」
XYZ先生「SML先生ありがとうございます。すごく勉強になる症例ばかりで嬉しいです。先生からの症例はたしかにこの病院じゃなければ対応できないという 納得の症例ばかりで」
井手「SML先生、今 XYZ先生が 病院がクリニックの紹介先を知らなくてはならないと説いているですが なかなかご理解いただけなくて」
XYZ先生「SML先生 井手先生相変わらず 訳解んない例や話で遠回りなんです」
SML(元)部長「ははは たしかに井手くんはいつもワンステップ遠い話が多いので理解に苦しむよな- でもXYZ先生開業してから痛感するよ 病院もしっかりクリニックの紹介先情報を知らなくてはならないと」
XYZ先生「井手先生も SML部長も 僕を仲間はずれにしたいんですね」
井手・SML元部長「そんなことはないよ マクロな視点を身に着け欲しいんだ」
SML元部長「井手くん XYZ先生に教えてあげてね」
井手「ありがとうございます」
XYZ先生「井手先生 また話が飛びすぎて 患者さんの病院からの出口について深く掘ってくれていないじゃないですか?」
井手「疲れたので今日はここまで」
間違い教えてください
すみません このあたりは自分で調べた範囲や妄想で書いており、専門家では無いので間違っていた場合には訂正しますので教えていただけると幸いです。
(メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)
「じゃない」数珠つなぎでDr探し
最初のドクターAは「私Dr.Aの専門性じゃない」ということでDr.Aが知る【より確度の高い】Dr.Bにつなぎます。そしてDr.Bが「私Dr.Bの専門性じゃない」ということでDr.Bが知る【より確度の高い】Dr.Cにつなぐという形で藁しべ長者のようにより適切な医師に出会う確率が上がるのです。
960時間時代に起こることは 「じゃない」
・タスクシフト(これまで医師がしていた仕事を医者「じゃない」 看護師さんや薬剤師さん)
・IT化(これまでのアナログ「じゃない」)
・AI診断(これまでの経験「じゃない」)
・オンライン診療(これまでの対面診療「じゃない」)
【ヨーロッパ文明における軍事革命の背景軍隊を維持するための【人件費が重かった】ので武器が発達した】
【ゴールドマンサックスでは2000年には600人のトレーダーが2017年には2人にまで。この背景にあるのは人工知能技術。この技術を呼び込んだのはトレーダーの【人件費が高かった】ことだ】
【イノベーションの多くは人件費の問題のないところをターゲットにしないのである。【医師の人件費は?】リフィル・認定看護師などは【医師の人件費】をターゲットにしていないですか?】
今日はここまで
「クリニックの紹介先必要だというストーリーわかった!」という病院の働き方改革担当の方 ご連絡下さい
30回くらいかかって皆さんを説得(?)してまいりたいと思いますが 早くもストーリーや意義わかった!という病院の担当者様 一緒にこのプロジェクト推進してまいりましょう!連絡下さい!
(メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)