先進的な視点をお持ち医療機関の先生方へのお願い(MAPI)①
はじめに結論
クリニックでの診療以外にMAPI(医療AI推進機構)の想いに賛同し活動に参加させていただいております。
(この記事も井手個人の見解として記述をしております)
医療AI構築そのものについては技術的には日本でもできるようになっていると考えられます。しかしながら、施設様の人員的なリソースや時間的なご負担や心理的ハードルや制度や手続き上の面倒のために、日本の医療AIを構築するのに必要な良質な元データが大量に眠ってしまっているという現実があります。
質の揃った多くのデータを所有されている医療機関の担当者様へ
日本の医療AIの発展のためと御施設にとってもメリットの有る形でのデータ提供などについて少しでもご興味を頂けるご施設の担当者様、私宛に連絡( takeshi.ide@mapi-jp.org)をいただけると幸いです。
*現時点では特に検診センターや人間ドックのご施設様にまずは御縁をいただけると幸いです
なぜMAPIにデータを?
Q:質問です
・出産
・受験
・結婚
・離婚
・葬式
と
・医療データ提供の共通点は何でしょうか?
A:回答
これに対する私なりの答えは
・経験が積めない
・自分で全部を完遂させるのはほぼ不可能
ということです。
例えば、結婚式もそれぞれのステップ(席ぎめ、連絡、食事、お土産、お花)は自分たちでできないことではありません。
しかし、通常の仕事をしながら会場と業者さんとのタイミング合わせや納入プロセス交渉などを自分の仕事をしながら行うのは現実的ではありません。
自身で学習や交渉を行う手間や時間に対して結婚式場に一見割高に見える代金を支払っているわけです。
医療データ提供は別にしなくても困らない
・結婚式はカップルはしたいのです
・葬儀はご遺体の問題も在るのでタイムリーにしなくてはなりません
・出産は子どもや母体の生死に関わることですのでプロに頼まなくてはなりません。
しかし、医療データの提供はご施設様がしたい!しなくてはならない!と考えるところは多くないと思います
医療機関様の気付きとモテ
このようにAI開発のためにMAPIに医療情報提供をお願いする際には不必要なものをあえて面倒をかけてやってもらうということになるのです。
普通の先生はやりません!
アカデミック施設や一部の大病院ならインパクトファクターや論文というメリット(モテ)のために面倒を超えられます。そして自施設の中にデータがありAI開発ができるのと、様々な管理部門のヘルプが在るので先生方はご自身の役割に徹することが在る程度可能です。
しかし、そういった論文や研究ということを行っていない場合には、日本のAIの未来というBIG PICTUREへのご理解がある先進的な医療機関様ということになってきます。この記事をお読みいただいている先生方もそういった先生であると信じます
医療機関の手間の削減とモテを
そういったBIG PICTUREへのご理解があったとしても自院の様々なリソースを使って赤になるようなことを容認できるご施設はまず無いと思います。
そこでMAPIでは医療機関様の様々な手間の代行やリソースへのサポートを行ってデータ提供をしていただけるように、つまり手間の削減とご施設様にモテを提供できるようにしてまいります。
日本の医療AIの発展のためと御施設にとってもメリットの有る形でのデータ提供などについて少しでもご興味を頂けるご施設の担当者様、私宛に連絡( takeshi.ide@mapi-jp.org)をいただけると幸いです。