スマホで撮影した写真のテキストを自動抽出しよう!②【単に写真の文字おこしプロジェクトではありません、「無知の無知」を知るためです】
本記事はこのKINDLE106巻についてです
「ある」と「する」は違う(TPPI)
「写真内の文字を認識するサービスやカメラアプリなんかなんか普通にあるじゃん?」と聞こえてきます。
例えばスマホのGooglelレンズの【翻訳モード(日本語→日本語】にしてこの記事を書いている画面を撮影すると優秀な文字認識をしてくれます
文字認識をして次にコピーやシェアなどをすることが【理論上は】可能です。しかし、皆さんの中でどれだけの方がそんなことを【現実的に】しているでしょうか?つまりアプリは「ある」のですが、皆様「する」には繋がっていないのです。
このようなTPPIを解決するのがNYAUWの活動の一つの目標なのです
*TPPI=Theoretically Possible, but Practically Impossible
手間をかければかけるほどいろんなことができますが それをできる人はこんな記事は読んでいません。 人間らしい面倒くさがりの先生だからこそ興味を持っていただいたはずなのです。
無知の無知
自分なりに【ある】と【する】が一致する要件を考えてみました
・手間は少なく(起動が早いアプリで写真を撮るだけ)
・結果は自動で(自動でバックグラウンドで文字おこし)
・結果はいつも使っている通知系のアプリに(メールやSlackに)
・すべての写真を文字おこししたいわけではない(いつも使うカメラアプリではないもの)
そういった要件を考えて それをZAPIERのAIに聞きました。そうすると自分の知らないJottacloudを提案してくれました。日本での紹介記事はほとんどありませんが、ZAPIERに連携しているのでまずはOKだと考えました。
これまでは自分の知っているサービスの中で組み合わせを考える必要がありましたがZAPIERのAIがいくつかのWORKFLOWの候補を考えてくれるのです
これが素晴らしいのは「知らないことを知らない」ということを教えてくれることです。
ですので、こういったプロジェクトを単なる写真の文字起こしのITプロジェクトと考えずに「世の中広いなー」と実感するためのプロジェクトととらえてください。
(再掲)スマホで撮影がスタンダードに
皆様 スマホを持ち歩かない日は無いと言っても良いかと思います。仕事やプライベートでもスマホがないと成り立たないですよね。
(再掲)スマホで撮影した写真はデジタル?
個人的な定義ですがデジタルの要諦は
・コピーコストが安い
・検索が簡単
だと考えています
スマホのカメラの写真はフィルムで現像した写真と比べて【コピーコストが安い】というのは問題なく条件を満たしています。
そこでもう一つの条件、【検索が簡単】という条件が大切になります。
(再掲)記憶の写真はデジタル(=検索可能)
これは旅行の思い出や仲間との写真は日付や場所の印象が残っているのでGOOGLE PHOTOなどのアプリで撮影場所と頼りにある程度検索可能。つまりデジタルの基準を満たしています
(再掲)記録の写真は偽デジタル(=検索不可)
後で勉強するためにと記録しておきたい記事や友人に教えてもらったお店の情報などを記録したい場合には
1-写真に撮る
2-画面キャプチャ
などの方法で記録を残すと思います。
しかし、これについては記憶の写真と違って いつどこで撮ったかなんか覚えていないので写真アプリでも検索できません。それに大切なのはその中のテキスト情報のことが多いのですが写真の中の文字情報は検索できません。
つまりデジタルフォーマットでコピーコストが安いという条件は満たしていますが、検索不可という意味でデジタルではありません、偽デジタルです
(再掲)偽デジタルな写真をデジタルに
せっかくのデジタルカメラなのに偽デジタルになった情報を自動でテキスト抽出して検索可能なデジタルの状態にしようというのが今回のプロジェクトです。
KINDLE出版シリーズ
今回はKINDLE3巻(105-107)シリーズです。いつもお伝えしているようにこのKINDLEシリーズで意識していることは
・この課題ができることではありません(結果としてうまくいかなくてもOK)
・こんな汎用性の高いツールがあるんだ、プログラミングできなくてもOKなんだ?と認識してもらうこと
・今後ご自身の課題が出てきた際にそれらの汎用性の高いツールを組み合わせて自身で課題解決ができるようになることです
今日はここまで
以前この2冊を終えている方にとってはほぼ同じものです
73巻と74巻
NYAUWの活動リンク
KINDLE出版
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