クリニックの順番待ちと整理券
空気のよみ合いは疲れます
特にたくさんの患者さんがお待ちになられるクリニックで、みなさんが順番に列に並ぶようになっていれば何も問題はありません。しかし、なんとなくドアからの距離半径の位置取りや お互いに誰が先に来ているのかの空気の読み合いでなんとなく入っていく順番がきめてられているような気がします。しかし、前回の投稿で書かせていただいたように、「順番待ちしているときに一人抜け駆けする人がいるとモラルが崩壊してしまいがちなのが自由行列制の問題なのです。」
クリニックに来る=生命の危険?
あとは、季節や人がたくさん待つことで迷惑がかかるような場所ですと、違う場所で開院時間まで時間をつぶす方もおられます。特に暑い日や寒い日に、ご高齢の方やお子様をその場に立たせたりするのは生命の危険につながることもあります。 そういった問題を緩和するために順番待ちの工夫をされているところも多いと思います。
番号札システム
昔から時々拝見するのは クリニックのドアの前にパウチッコなどされた番号札をおいて 来られた患者さんがその番号札を取って 開院して受付にそれを渡すものです。
整理券発券機システム
上記の番号札システムを機械化したのが整理券発券機ですね。 銀行や郵便局などでよく見るものですね。開院して受付にそれを渡すものです。
順番待ち用紙システム
飲食店などでよくある 名前と人数などを書く用紙システムですね。 よく行く王将でもそういったシステムで 店員さんが「お待ちのXXさん 4名様ですね?」と読んでくれます。
実際に当院では、、
井手「用紙システムは上記の番号札や整理券発券機システムよりも進化したものです」
A先生「え? 先生 発券機が今まで出てきたもののなかで進化したものでは?」
井手「A先生なんでそう思うの?」
A先生「だって 発券機という機械ですよ 銀行や郵便局が採用しているんですよ」
井手「確かに 手作りの番号札や手書きする用紙システムより 機械という意味では進化していますね。
A先生「でしょ?」
井手「じゃ、先生は今まで上げた3つ(番号札・発券機・用紙)だとどれを採用する?」
A先生「番号札かな?」
井手「えーーーーーーーーーーーーーーーーっ、先生 発券機が一番進化したものって言ったじゃん!!僕だったら用紙だけどね」
A先生「先生のクリニックではじゃ用紙に書いてもらっているんですか?」
井手「当院は何も採用していません」
A先生「えええええええ、偉そうに色々僕に言っておいて 何も採用していないんですか?なんでですか?」
井手「なんでだと思う?」
A先生「もっといいものあるから」
井手「良いものがなくて だから新しいものを作ろうとしているからです」
今日はここまで
次回は この3つのなかで順番待ち用紙システムが一番進化しているのか?を解説していきます
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