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DX・IT化①【結局早い】

以前、DXについて

以前DX(=デジタル・トランスフォーメーション)について、よくわからん!と書かせてもらいました。

DXとIT化


DXとIT化の関係については色々な解釈があると思いますが、おおよそ以下の様な解釈がわかりやすいかと


DX
社会や組織・ビジネスの仕組みそのものを変革すること

IT化
既存の業務プロセスのまま業務効率化と生産性向上を図るという非常に限定的な言葉

しかし、クリニックでいきなり「社会や組織・ビジネスの仕組みそのものを変革」と言われてもな~、と思われると思うのです。医療機関はIT化自体が遅れているので まずはIT化をおすすめしたいと思います。しかし、コストが掛かりすぎたり、非常にむずかしいものは導入しにくいのでまずは簡単なもので!
そういった試みをKINDLEで書いております。

その中でもどんな医療機関でも使えるもの

STREAM DECKというものです。これはいつも繰り返す入力するフレーズや定型文をワンボタンで入力できるものです。
このYoutubeを見て頂ければイメージが湧きやすいかと


設定の仕方などをKINDLEにしてみましたので


  

いいじゃん!いつも通りで


もちろんそれでも構いません。しかし、色々な業務が増えていると思うのですが、その際に本当に必要な業務に時間を割かなくてはならないと思うのです。例えば、我々医療従事者の本当に必要な業務は?それは患者さん対応時間なわけです。
1日50人の患者さんがいらっしゃる際に雑務や手続きが多くなった際に患者さんとの接触時間が少なくなってしまうのです。というのは診療時間にはある程度の枠があるので、院長先生は時間延びても良いと思っても、それが定常化するとスタッフの方は不満が溜まってしまうのです。そうなるとできるだけ省力化・時短をしなくてはならないのです。その際にやはりDXとまでは行かなくてもIT化したほうが得策だと思いませんか?

でも導入や勉強がしんどい


大体が「何とかやれています」「今更勉強できない」などです。
しかし、そういったIT化の遅れは結局患者さんやスタッフの不満に繋がる可能性があるのです。そして、そういった先生が増えてしまうと新しい試みのボトムに合わせざる得ないときに足を引っ張るのです。先生の「このままで良い」が他の先生が新しい試みをする際や社会が全体最適をしたい際の障壁になる可能性があるのです、厳しい表現ですが老害にならないように

前向きになって頂けるように

皆さんいろんな文書や記録を紙に書いて保存しますか?多くの方はWORDやEXCELにされていると思います。それはなぜでしょうか?

DXとまでは行かなくてもIT化・デジタル化のメリットは
・コピーコストが安い
・検索が簡単
・手間の再利用を考えると導入コストが十分ペイされる

からPCを買ってMICROSOFT OFFICEなどの導入コストを支払っているのです。
その御蔭で全体最適が保たれているわけです。いろんな会の担当が回ってきたときに 手書きの文書の引き継ぎされたらどう思いますか?「えーーーーっ!!手書きって」と思われるはずです。デジタル媒体になっているから そこの数字や文言とちゃちゃっと変えればいいだけなので。

紙は簡単ですが、、

確かに紙にメモを書くのは非常に簡単です。その手間を5としましょう。しかし、毎回5の手間がかかるのですですのでn回繰り返されると5nの手間がかかります。

しかし、IT化する際の手間が10かかります。これが皆さんが面倒だITはと思われる理由の大きなものだと思いますが、しかし一旦慣れればそれ以降の手間は非常に少ないものになります。その手間を2とすると、n回来る返されるとすると
10+2(n-1)=2n+8の手間がかかります。

それを図にすると


となり縦軸は手間の総量とするとはじめは青線の「紙運用」が下にいますが、横軸のn数が増えると赤線の「デジタル運用」のほうが下にくる(=結局楽)ことがおわかりになると思います。


夏休みの1日をIT化の練習に使って頂ければ

今日はここまで


ご興味や相談ある方は
メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)連絡ください



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teyede1972
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