【医師のチラシ⑧】新規チラシいただきました【研究立案・学会発表・論文投稿】
研究立案・学会発表・論文投稿のお作法
今回チラシを頂いたのは、研究サポートプロジェクトです。
眠った大切なデータを他の医療従事者の先生が参考にできる形にしてこそ医療に貢献できるのです。
アカデミックポジションにおられる方のように学会や論文発表がROUTINEになるような方は【研究立案・学会発表・論文投稿】のお作法をマスターする必要がありますのでこんなサポートは必要ないでしょう。
医師は全員出来るんでしょ?
医療従事者以外の方は、医師がみんな【研究立案・学会発表・論文投稿】出来ると思っておられるかと。医療従事者全員がマスターすべきという意見もありますがそれはマッチョな意見です。
現実的には専門医取得や研修医のときに1-2本書いてそれで終わりという先生方も多いのです。
それ自体は現実ですので仕方ないです。しかし、問題はその論文や学会の発表をしないことで、興味深い知見やデータが発表されないまま埋もれてしまうことなんです。
冠婚葬祭と論文
皆さん、
・子供の出産のために産婦人科医になりますか?
・大切な人の受験のために塾講師になりますか?
・大切な人の結婚式のために結婚式のアレンジを完全に自分でやりますか?
・大切な人の葬式のためにあらゆる手配をご自身でやりますか?
NOだと思います。
冠婚葬祭あとは水回り工事というのは経験が積めないけど通らざるを得ないので言い値を支払うことになるのです。
最近はインターネットの発達で情報が行き渡るのですごいボッタクリは少なくなっているかもしれません。しかし、ビッグモーターの事件でもわかるようにわからないことも多いのです。
同様に医師にとって【研究立案・学会発表・論文投稿】は【冠婚葬祭】のようなものなのです。
ビジネスは良くない?
研究や論文をビジネスに?そんなことはだめだ!自分で書くトレーニングをしろ!というマッチョな意見も聞こえてきます。もちろんお若い先生方の経験や思考訓練のためにお作法を一度マスターしておくのは大切です。そういった研修時には倫理委員会や学会発表や論文執筆を手伝ってくれるお作法をマスターした先生もおられます。
しかし、開業医やある程度ポジションが上がった民間病院の先生方の場合にはなかなかそれを続けることが【現実的】に難しくなっているのです。それに対して【理想論(マッチョ)】を言っても変わらないのです。
加えて何より、お作法をマスターすることではなく、データや知見が表に出ることが大切なのです。そういった目的のために現実的な解決策として今回のプロジェクトは意義があると思います
もう一度言います。目的はマスターすることではないのです。データを世に出すことです。それが冠婚葬祭並みに発表の低い頻度の人にとってはマスターまでしなくても良いのです。助けてもらってもある程度できれば良いのです、まずは。そこから楽しくなればマスターすれば良いのです
チラシサイトの意味
私のように医療のため息の解決に対して活動をされている医療従事者の方々がたくさんいるはずです。しかし、お互いに存在を知りません。
一般のスタートアップの多くは一般の人々を対象にしていることも多く、スタートアップ界からも一般の人からも理解されやすいです。
しかし、医療スタートアップの場合には医療リタラシーが一般の方や投資家の方もあまりないこともあり理解されません。そして、仲間である医療従事者は医療リタラシーがあってもスタートアップに対しての理解があまりないため誰にも理解されないという課題があるのです。
そこで医療従事者の方でプロジェクトをしている方々のチラシをWEBサイトに公開しております
相互のリーチをのばすために想いの詰まったチラシをシェアしようと思いました。皆さん、ぜひチラシをお持ちの先生方ご参加下さい
医療従事者のチラシサイト(チラシ登録も)
スペースに制限があるからこそ、プロジェクトを行う医療従事者の皆さんの想いが凝縮されていると思います。そんな皆さんの想いを見せて頂きたい。